もう、仕事は辞める。しばらくゆっくりと過ごしたい。
辞めたらドライアイの治療と、字が上手く書けない症状の治療に専念したい。そして少しでも鬱の症状を改善したい。親に「仕事辞めたいんだけど、いいかなぁ」って聞いたら、母親が「ええやん、辞め」って快く言ってくれた。父親は反対しました。母のその一言で私は救われました。半年間、休みの日はゴロ寝と、ボンヤリと空を見つめている状態で、さすがに「やばい」と思ったのかもしれません。
これはきっと神様がくれた休暇なんでしょう。そう思うと胸の痞(つか)えがなくなったような気がします。
字が書けなくなったのは平成15年4月頃のこと。振替伝票を書いていた時に腕や指が硬くなって、なめらかに字が書けなくなったことが始りでした。そして、その年の7月にケンカして会計事務所を飛び出すのですが、その翌日にペンを持ったら全くペンが動かなくなったのです。パソコンとかその他のことは何でも出来るのですが、ペンだけがダメだった。さすがに親にも言えずに悩みました。今の仕事は事務職ですが、何とか下手でも書けるようになったので今まで続けて来ましたが、限界になりました。昨年の8月に突如、自分の意図しない方向へペンが動き出す事態が起こりました。そして朝起きた時に右手の指が強ばる症状も出てきました。強ばりは100均の握力を鍛える道具で毎日鍛えたら症状はなくなりましたが、ヘンな方向へ動き出す症状は治りませんでした。以前ほどに出る症状ではなくなりましたが、字が上手く書けない、特に数字がキッチリ書けないと言うのは経理として致命的です。
社内では「辞めろ」という雰囲気と言うか、辞めなければならなくなっているので、これもいい機会と考えて、治療しようと思っています。腱鞘炎、バチ指、など病名がチラつきますが、実際のところ病名すら分かっていません。数年前に鍼灸接骨院の先生に相談(当時はヘンな方向へ指が動くことはなかった)しても「それは精神的なものなので治療できないんです」という回答でした。
「治療しながら仕事したら」と考えたこともありました。でも休んだり、仕事中に診察に行くことは、さすがに出来なかった。何時もビクビクして仕事していました。バレたら大好きな経理の仕事から外される恐怖があったから。職場の皆さんを「騙した」と思われるのも嫌だったから。でも辞めて治療に専念して、次を見つける方が気分的に良いような気がします。
ドライアイもそう。大好きなパソコンが使えなくなるのも嫌だった。自分は大丈夫でも気を遣われるのが嫌だったし。それをネタにして追い込まれることも考えたから。だから自分の家の近くの眼科へ行きました。今もコッソリ治療中。
鬱は長年の病かもしれません。私は病なのかさえ疑っていますが、今現在、無表情、無感情、無気力の三拍子が揃っていますので、病と診る方が正しいと思っています。コンサートである程度回復するかどうかに懸かっています。暫く様子を見てダメだったら精神科へ行こうと思います。「鬱かもしれない」で逃げるのではなくて、本格的に治療をしようと思う。
カウンセリングも受けたい。アスペルガー症候群かもしれない、じゃなくて見極めたい。適応障害かもしれない。普通に運命の歯車が狂っているだけかもしれないけれど。
自分自身が破綻している感じですね。疲れちゃった。