昨日の朝刊を見て「うそ~ぉ~」って思った方、多いのではないでしょうか?
 つい先日「爆報!THEフライデー」(TBS 1月29日放送)を見て「元気にしてるんだぁ~」って思っていたところだったのに、本当にショックでした。ただ、映像で見る限り「生きている実感が薄い感じがした」ことが気懸りではありました。声って不思議なもので、どこかしら悪い所があると、芯になる声が小さい、若しくは聞こえないのです。それとゆったりした生活をされていて、それがまた達観した感じがありました。それとマスコミから逃げていた方が「今頃、出演する気になったこと」も気懸りでした。ひょっとしたら、ご自分の運命と言うか寿命と言うか、知っていたのではないかと今は感じます。
 一番のショックは「おひとりさまの孤独死」の現実でした。発見してくれる人が傍に居ないと困るなぁと。親がなくなると兄弟がいないと身内が誰も居ないって人、沢山いるのではないでしょうか?私も弟がいなくなると、一人ぼっち。私も弟も未婚。いとことは親しくしていないし、遊びに来てくれる訪問者もいない。私だったら腐乱死体で発見されるでしょう。
 山口美江さんはキャリアウーマンのお手本みたいな方でした。バブル当時、学歴とキャリアがあれば男性の経済力をアテにしなくても一人でやっていける、って女性に夢と希望を与えた方のお一人だったと思います。その最期がこのような形で終わるのが本当に寂しく、身に詰まされる思いです。
 御冥福をお祈りいたします。