今日は神戸。不思議と「高槻発4:27の電車に乗る」って最初から決めつけていたって言うか、これに乗らないといけない感じだった。開演20分前に着く予定。
 金券ショップで昼得のチケットを買い(土日祝の公演は安い乗車券で行けるので有り難い)駅へ向かうと、人の声で(通常は機械音声)案内するのが聞こえて「もしや」って背筋がゾッとしました。「間に合わなかったらどうしよう?」そんな時、天の声がしたんです「とにかく行け」と。新快速が13分遅れで来ました。27分の電車と同じくらいの時間。案内板には「15:11神戸線で人身事故。尼崎~運転見合わせ」天の声通りに電車に乗ったら、途中スピードがやや遅くなったりして、不安でしたが、新大阪駅で復旧したことを知り、予定通り会場に行くことが出来ました。
 この天の声、前に一度本当にスゴく助けていただいたことがあり、2回目のZEEP大阪のソロコンサートの時に、甲子園口で雷が配電盤を直撃(その日めっちゃ晴れてました)して快速、新快速が運転取り止めになり間に合わなくなった時、「阪急へ行け」というお告げがあり、携帯電話の乗り換え案内のサイトを見ながら乗ったこともない地下鉄の線を乗り継いで間に合ったことがあります。その時は友達がドタキャンしたチケットを転売しないといけなかったので、本当に助かりました。相手の方が富山からやってきていて、楽しみにしているから、マジ心臓止まりそうでした。
 親鸞聖人は「他力本願」という教えですよね。普通「他力本願」は自分は何もしなくても他人がやってくれる、って感じで使われる言葉ですが、本来の意味は違います。私には上手く言えないけれど、今日の「天の声」は「他力本願」の良い例かもしれないなぁと感じています。
 よく「生かされている」って表現されますが、それも「他力本願」の一つかな?私達の見えない力が私達を生かしているって学校で習った気がします。私的な考えは「ご縁」って事なんじゃないかと思うのです。
 THE ALFEEと私はご縁があって、このようにコンサートで一緒の空間にいることが出来るのです。このコンサートへ行かしてくれる会社や事業所にご縁があり、理解ある上司に(運送屋の時は充分な給料払えへんからって1週間のお休み貰ってイギリスへ行ったし、会計事務所の所長は年末に有給の買い取りの時に払うのが大変だから)ご縁があり、最初に誘ってくれた相棒に会ったのもご縁、チケットが取れなくてもネットの掲示板に書き込んだだけの見ず知らずの方がチケットを譲って下さる(行きたいって思ったコンサートは不思議と取れなかったことはない)ことも又ご縁。THE ALFEEを通して強いご縁が繋がっているのではないかと、本日感じました。もっと挙げてみると高校進学の学校選びも家で相談した結果を書いて提出するのですが、勝手に母が書き換えたことから始まり、相棒に会えたんですからこれもご縁なんでしょうね。音楽、文章を書くこと、ネット、パソコン・・・THE ALFEEがいなかったら私もこれらのことを熱心にしなかったでしょうし、これもご縁かなと。
 本日のコンサート前、クラシック音楽が流れていました。「歌劇 魔王」のオペラが流れていました。高見沢さんセレクトのクラシックアルバムの一部だと思います。私、小学校の時に日本語(アルバムは英語)で習ったんですよ。変な学校ですよね、リムジン川を日本語とハングルで教えたり、ロシア民謡とか、はたまたソーラン節を教えたりと・・・「歌劇 魔王」はプロが歌うと本当に素敵だなぁと感動しました。これもヘンだけどご縁かな?
 本日のコンサートは前から数えた方が早い席で、高見沢さんサイド。席は良かったが、前のお兄ちゃん3人組が縦横の体格が良いので、前半は桜井さん、中盤以降は坂崎さんの姿がお兄さんの頭で見えなかった(残念)。小さなハプニング(多分、見過ごす程度のモノ)があり、ライブだからこそ個人的に密かなトレビアとなるのが嬉しい(ファンしか判らないことだと思います)。ビートルズのネタの時は「ず~とるび~(笑点の座布団配りの山田くんがいたグループ)」を出してみてはいかがでしょうか?ウケた人は40歳以上です。
 関西地区は春から本当に恐ろしいほど盛り上がっています。理由としては今まで不景気を理由に押さえつけられていた精神状態が一気に爆発したのではないかと思います。今、リストラ対象になりつつある40~50代、ファン層の一番多い年代がそのことで一番ストレスを感じている上に、津波があり原発事故、教育問題と教育費のこと、新しい仕事に付いていけないとか、とにかく大変な人が多いと思います。皆たった1日の「幸せ」と思える瞬間を求めてやって来ていると思います。
 私達はTHE ALFEEを見届ける義務があるらしいので、義務を果たすため、ファンとして頑張ります!それとTHE ALFEEさんも頑張る義務があるので、どうか健康に留意して1日でも長くコンサートを続けていただけますようお祈りいたします。
 本日もお疲れさまでした。そして有り難うございました。