録り溜めた録画番組を見るのが休日の日課。

 本日はNHKの「歴史秘話ヒストリア」。この番組は1人で見ます。両親は歴史学に全く興味なし。難しいことには感知しない。父親は新しいことには全く理解が出来ないし、一緒にいても楽しくない。真剣に見ているのに説明を求められたりしたら楽しくないし。

 今日のヒストリーは[邪馬台国」と「卑弥呼」。面白かったです。最近の研究成果も教えていただき、益々興味津々。個人的には邪馬台国は沖縄説を信じています。現在、吉野ヶ里遺跡や纏向遺跡が有力ですが、後に大和朝廷が出現することを考えると奈良の纏向遺跡がやや優勢?かな。

 宮崎康平、和子夫妻の熱心な歴史探索の方が何となく真実味がある説ではあります。遺跡が大きいからとか、後に政権が成立したとか言われても、実際大国の中国や朝鮮とお付き合いするとなれば、窓口はやっぱり「九州」なんではないかと思うのです。使者を送るという発想があることが、大陸に近い場所でないとダメなんじゃないかと。そういう意味では説得力のある説だと個人的には思っています。

 さて、なぜ私は沖縄説に手を上げるのかというと、小学校の時から邪馬台国のことに授業で触れましたし、その後もテレビとかで知識を得ています。その度に「日本人?」と感じることが多かったです。卑弥呼をイメージした女性が着ている衣服が何とも中国的なものが多く、日本語の表記文字も無い時代に国として立派に成立し、中国と対等にお付き合いできる外交力・・・縄文時代から弥生時代の素朴な生活と思われる時代になんと立派なことでしょう。で、納得できる説として「琉球王国=邪馬台国」となりました。現在でも沖縄料理はどこか中国の影響を受けた感じがするものが多い(個人的に)、着物も髪の結い方も何となく卑弥呼を思わせる感じがします(これも個人的)。「アナタの苗字SHOW(日本テレビ)」でも沖縄の方が中国で仕事するために中国風の苗字を持っていることも知りました。だから沖縄と台湾は同じように中国の影響を受けて、ほぼ中国と対等にお付き合いできる風土があったのではないでしょうか?

 で、「その後、奈良になんで朝廷というモンができたんや?」ってことになりますが、邪馬台国という有名な国が一つ出来れば、日本は広いから、他の場所でも真似て国が出来たんとちゃう?って勝手に思っています。