妄想黙示録

妄想黙示録

私の日々の妄想小ネタ、小説なんかを投下していくだけのブログ。になる予定。
BL・NL入り混じる予定。


『妄想黙示録』へいらっしゃいませー


このブログでは、私の妄想(主にBL)をつらつらと重ねていくつもりです。

好きCP(BL)⇒光謙光・ちとくら・蔵謙・ユウコハ・忍跡・スイボス・安椿・浩清・キドロ・男古・球磨善・雪燐・星リク・臨静・古キョンetc...

好きCP(NL)⇒さとやち・そうやま・たかいな・よつまこ・リクニノetc...


無理!って人は見ない方がいいと思われます(´・ω・)
ばっちこい!って人はどうぞー↓↓↓


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俺の好みのタイプ……“家庭的な子”。

謙也さんの好みのタイプ……“無邪気な子”。


……だったはず、なんやけど。



「すまん財前、今日は鍵当番やから遅れるんやけど」


「ああ、別にええっすよ。待ってます」



ふわふわした金髪を揺らしながらせっせと部誌を書く、俺の恋人。俺は携帯をいじりながらそれを眺める。

他の部員はもうとっくに帰ってもうた。つまり、部室内に二人っきり。


――付き合うようになって、毎日一緒に弁当食うたり帰ったり、そんなことはしてるけど未だに手もつないだことがない俺たち。

どんだけ健全なお付き合いやねん、なんて心の中でぼやいても相手に聞こえる訳がなく。



「活動報告、いつもと同じ。連絡事項、白石の絶頂がうるさいてオサムちゃんがぼやいとったで……」



ぶつぶつと呟きながらシャーペンを動かす恋人、謙也さんをじっと見つめた。



「……謙也さんて、料理とかできます?」


「何やねんいきなり。あんまり得意やないけど」


「やっぱり」



待つことが嫌いなこのアホなスピードスターは、きっと手間暇かかる料理は作れないだろう。

それはわかっていた。片づけも苦手そうだし、何でもかんでも早く済まそうとして、全て雑に終わっていそうだ。



「じゃあ、俺ってどんな性格やと思います?」


「えぇー?…………無愛想、無表情、無関心?」


「酷いすわぁー俺今むっちゃ傷つきました」


「ごっつ棒読みやん」



謙也さんは“家庭的”とは程遠く、俺に無いのは“邪気”ではなく“愛想・表情・関心”ときた。


俺は、好みのタイプとは関係なく謙也さんが好きだって言い張れる。けれどそれは、謙也さんの方はどうなんだろうか。

本当に、俺でいいのだろうか。


未だに手をつなげられないのも、大した進展がないのも、そんな考えが頭の中を流れていくせいだ。



「……ほんま、ヘタレやわ」


「誰がヘタレや!!」



あんたに言うたんとちゃいます。


そう言おうと思って、やめた。

代わりにため息をひとつ。あからさまにむくれる謙也さんの頬をつついた。

ふしゅ、と膨らんだ頬から空気が抜けるのが間抜けで面白い。


思わず声を出して笑うと、つられるようにして謙也さんも笑う。


――あったかい。



「……なあ、財前」


「何ですか」


「俺、お前がそうやって無邪気に笑った顔が、むっちゃ好きやねん」



突然の告白。

めったに「好き」だと言ってくれない謙也さんが、俺の笑顔が無邪気だと言って、笑った。


俺は固まったまま、返事も返せずに呆けた顔をしているのだろう。

謙也さんは「変な顔しとるで」と言って俺の頭を撫でてくる。



「…………俺も、」


「へ?」



するりと。頭を撫でる謙也さんの手をとって、自分の方へ引き寄せる。

自然とお互いの体も近くなる。謙也さんの顔は俺の目の前。



「謙也さんが笑った顔が、一番好きや」



静かに笑って、愛しい恋人へそっと口付けた。






――――――

昨日に引き続き光謙小説!

何がしたかったのかよくわからなくなったorz

ヘタレなくせにたまに男前を見せる謙也と、謙也の無意識の行動に引っ張られる財前とか可愛いと思いますってことです←


たぶんこの後財前は真っ赤になった謙也に怒られます

でも照れ隠しなのが見え見えなので謙也は逆に財前にからかわれます






「謙也さん」


『おー、なんや?財前』


「好きです」


『!!?』


電話口で、息を飲む気配がした。




――ほんま、単純やなぁこいつ。


財前の携帯を片手に肩を揺らすのは、俺、一氏ユウジ。

今は昼休みまっただ中で、ここは視聴覚室。小春をランチに誘うことに失敗した俺は、一人寂しく校内を歩きまわっている内に、財前のお気に入りスポットであるここへたどり着いた。


それで、机の上に放置されていた携帯電話を見つけたのだ。



「ずっと、好きやったんすわ」


『ざざざざざ財前、なっな何言うて』


「――謙也さんは俺のこと、嫌い、すか?」


『そっそんなことあらへん!あらへん、けど……っ』



笑えるほど予想通りの答えを返してくるのは浪速のスピードスター、忍足謙也。

俺が財前本人だと信じて疑ってへん。……まあ、財前の携帯からかかってきた電話やから、疑う余地もないんやろうけど。



「好きて、友情とか、先輩後輩の絆とかとはちゃいますよ?」


『お、おおおおう』


「友情やなくて、愛情……ですから」


『お、おお……』



もうあかん。おもろすぎるわ!

何やねんこいつのてんぱりよう!こんなやから彼女できひんのやろなあ。

……まあ、でもそろそろネタバレしたるかな。財前が帰ってきたら厄介やし。


そう思って俺が地声を出そうとした時、背後から地を這うような声が聞こえてきた。



「人の携帯、勝手に使て……何しとんのですか、先輩」



あ、やばい。後ろ向きたない。



「ざいぜ、」



振り返るより先に、財前に携帯を奪われる。

ちらりと見えた横顔はまるで般若のようだった。



「俺の声で何しとったんですか、て言うてるんです」


「い、いや、これはな……」



怖い怖い怖い!!!!

俺と1cmしか違わない財前がとてつもなく大きく見える。


こいつ視線だけで人殺せるんとちゃうん!!??



「ごめんなさい!!」



思わず謝ってもうた!

助けて小春!!



『……ざいぜん?』


「「!!」」



忘れていたが、携帯はずっと通話中のままだ。

通話口から聞こえてきた謙也の声に、じろりと財前が俺を睨みつける。



「……すんません、今ちょお立て込んでまして」


『だ、大丈夫か?なんや少しユウジの声聞こえとったけど……』



あ、ここでネタバレされてまうかな。できれば自分でネタばらししたほうがおもろいんやけど……。


そう思いながら見ていると、財前はため息をひとつついてから椅子にこしかけ、とんでもないことを言い出した。



「ああ、大丈夫っすわ。もうユウジ先輩帰るんで。それより、答え、聞かせてもらえますか」


「え!?ちょちょちょ、財前!!?」



無言で「外へ出ろ」とジェスチャーする財前。固まる俺。


――え、ほんまに?


確かに、無愛想でとっつきにくい財前が一番なついてるんは謙也やけども!俺のニセ告白はあくまでもネタで、からかお思てやったもので!

それが、まさか。


財前の表情はいたって真面目で、なんだかとても自分が悪いことをしている気になってくる(実際その通りなんやけど)。



「早よ外出て下さい、よっ!!」



呆然としている俺を蹴り出した財前に文句を言うことすらできず、俺は一人廊下で呆けたままだった。






――ちなみに部活ん時、謙也と財前の距離がやけに近かったんは、きっと……いや絶対、そういうこと、やろなぁ…………。




―――――――――――

光謙一発目!

光謙おいしいです光謙(^p^)

ユウジの扱いが悪いですがちゃんとユウジのことも大好きだからねユウくん!!

あ、私はユウコハよりもコハユウの方が好きです←