エレファントカシマシの「四月の風」 | 日々のできごと

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~悲しいときもうれしいときでも 歩みを止めない by 宮本浩次~

今日から四月。
四月と聞いて一番に思い出されるのは、エレファントカシマシの「四月の風」
「四月の風」はエレファントカシマシが好きになったきっかけの大切な曲。


以前、大阪に住んでいた頃に自分はFM802のヘビーリスナーだった。
1996年4月の邦楽ヘビーローテーションが、エレカシの「四月の風」だった。
これがエレカシとの出会い。
だから大阪には、このヘビーローテーションでエレカシを知りファンになった人が非常に多い。
自分は東京の下町の人間だけど、その当時は大阪で仕事をしていたのでFM802からエレカシを知ったファンの1人。
毎日毎日ラジオから聞こえる宮本さんの声、1日に何度もくり返し流れる「四月の風」
部屋にいても、車に乗っている時も、毎日がFM802の生活だった。
綺麗な歌詞だし、歌も上手だし、声もいいし、この曲がいっぺんに好きになった。
そして誰もが最初に遭遇する(エレファントカシマシ)という響きが強烈に印象に残った。


今でもハッキリ覚えている。
お花見会場へ行くと、桜の木の枝にくくりつけられたあちこちのスピーカーからFM802が流れていて、1日に何度も何度もエレカシの「四月の風」が流れる。
その度にDJさんが(今月の邦楽ヘビーローテーション、エレファントカシマシィ~、四月の風~!)と紹介していた。
もうあの年の、あの月は、何度「四月の風」を聴いたか分からないほど聴いた。
(なぁ~にかがぁっ 起こりそぉなー気がする まぁ~いにちぃ そんな気がぁ~している)(あ~したも がーんばろぉ~ 愛す~る人に捧げよぉ~ ああぁ~ 風が吹いた しがぁ~つのぉー しぃがぁ~つのぉ かぁ~ぜぇ~~)お花見会場に、春の空に、びゅ~んと伸びる宮本さんの声が忘れられない。
その時点で自分はすでにエレカシファンになっていたので、お花見会場で流れている「四月の風」を歌う宮本さんの声を聴いては、なぜか誇らしかったのを覚えている。
今考えるとエレカシを知って数日しかたっていないのに、かなりハマっていた自分が信じられない。
あまりに魅力的な宮本さんの声を聴いて、一発でファンになった。


宮本さん自身もインタビューや大阪でのライブのMCで、よくこのヘビーローテーションの話をしている。
(大阪に行ったらさぁ、俺たちの歌が何度も何度もラジオから流れてくるんだよぉ、、、嬉しかったなぁ~)って、宮本さん心の底から言うもんね。
エレカシの「四月の風」をFM802のヘビーローテーションに選曲してくれた人に感謝している。
エレカシを知らない多くの人に、老若男女関係なく、沢山の素晴らしいエレファントカシマシの曲を聴いてほしいな。