友達がいるのさ | 日々のできごと

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~悲しいときもうれしいときでも 歩みを止めない by 宮本浩次~

いよいよ10日後に迫った(アースアワー)のイベント。
節電運動が広まっている日本には何ともタイムリーなイベントで、省エネルギーを考えるいい機会だと思う。
(東京じゅうの電気を消して 夜空を見上げてえな)を、具体的な理由で現実的なものに近づけるいいチャンス。


今朝エスプラネ―ド沿いのカフェに行った。
レジ近くのテーブルにあった地元新聞の一面は、大きなカラー写真で日本の地震の記事が載っていた。
私が手に取って新聞を見ていたら、すぐ横のソファでコーヒーを飲んでいた作業着姿のオジさんが、私の顔を見るなり首を横に振りながら(Bloody horrible (h)ey!,,,How was your family,,,OK?)などと聞かれた。
どこへ行っても日本の地震の事を心配される。
ありがたいな。


オーストラリアのテレビでも毎日、福島県の原発から放射能が漏れているとのニュースが流れている。
オーストラリアでは数年かけて原子力発電所を建設しようかという法案もあるけど、つい一昨日オーストラリア首相のジュリアギラードが(オーストラリアに原子力発電所は不要!)と声明を出した。
どちらかと言うとこの国は、風力発電や太陽光発電が多いみたい。
ここから車で2時間ほど内陸へ行くと、見渡す限り丘の上に沢山の風力発電用タービンがある。
日本にも風力発電けっこうあるんじゃないかな。


今回の日本の節電は、ある意味good lessonだと思う。
日本に帰って驚くのは、成田空港から最寄り駅まで高速バスを乗ると、高速道路の電灯の間隔の短さに驚く。(明るすぎ)
そして幕張メッセ付近を通ると、だ~れもいないオフィスビルの各フロアに電気がついているし。(何でだろう?)
そして最寄り駅に着くと、夜の10時過ぎだというのに塾帰りの小中学生がコンビニでウロウロしている。(寝る時間だよ!!)
サトウキビ畑のド真ん中を車のヘッドライトだけで走る抜けている私、日本の夜の明るさに驚いている。
ここでは大雨が降る度に短時間停電になることは日常茶飯事のこと。
日本のコンビニやガソリンスタンドも夜の11時に閉店しちゃえばいいのに、、、と数年前から思っている。
東北新幹線だって最高時速更新とかってやっているけど、そんなにスピード出して慌てて行く必要あるのかな?(遅くてもいいから安全な方がいい)
日本は建物やタワーの高さもどんどん高くなっているし。
日本は世界に誇るハイテクノロジーな国だけど、便利さばかり追求して甘えてきたツケが今になって戻ってきた気がする。
これをいい教訓にして、もっと省エネルギー運動が広まるといいな。


エレファントカシマシの「友達がいるのさ」いいな。
(俺はまた出かけよう 街は動き出した 明日もまた出かけよう 俺はうまくやるさ 俺はまた出かけよう あいつらがいるから 明日もまた出かけよう 乱立する文明のはざまを一笑、一蹴、偏執、哀愁 歩いてゆくぜ! 飛び立つぜ! 歩きだすぜ! 東京じゅうの電気を消して夜空を見上げてえな なんてな)、、、。
(アースアワー)が近づいている今、節電運動をしている日本にピッタリのエコソングだと思う。
歌詞もポジティブだし。
災害から何かを得て、私達は亡くなった方の分まで生き抜いていかないとな。

$エレ歌詞日乗-風力発電