海岸通りの公園や、近郊のビーチ、リゾートなど、人が集まる場所にある椰子の実は全部採ってしまう。
ココナッツ１つの重さは４～５㎏にもなる。
それが幾つものかたまりになると重みで落ちてくる。
その下に人がいたら危険。
オーストラリアではサメに襲われるより、落ちてきたココナッツで命を落としたり怪我をする人の割合の方が多い。
実際に自分も立っていた近くに（バシャ～ン）と物凄い音でココナッツが落ちてきて割れたのを見た事がある。
下がコンクリートだったので見事に割れたココナッツから、辺り一面にココナッツジュースがスプラッシュした。
市が管理している公園や、リゾート施設内などは半年に１度くらい（ココナッツ・バスターズ）なるワーカーが来て、命綱をつけて木に登りココナッツを除去する作業をする。
この作業をココナッツをremoveするという意味でDe-nutsと言う。
その証拠に椰子の木の幹に複数の穴がある。
この穴は木に登る時に鋭い金具を挿し込みながら登っていくから。
ローカルエリアはどこへ行ってもパームツリーが沢山ある。
ここで生活していると椰子の木の下へ行った時に、上を見上げてDe-nutsしてあるかどうか確認する習慣がついた。
