要は「視覚を仮想現実に没入させる装置」です。
こういうのです。
装着する時にピントを合わせるのに手間取る人もいると思います。
というか僕自身が2~3分ピント合わせるのに展示してる人たちと苦戦しました。
両目の距離なんかによって、ヘッドセットと目の距離やレンズを変えて調節するみたいです。
ただ、ピントさえ合えばいい感じです。
この辺りは双眼鏡みたいに調節できるようになっていくと楽ですね。
■視界の没入感
思っていたよりヤバイところまで来てますね。
体験した人は分かると思うんですが、たぶん体験していない人が考えているよりも没入感あります。
僕自身がそうでした。
しゃがみや前傾にも対応して視点調整できるようなものですと、本当に「あっち側にいる」ような印象を受けました。
ただ、視界は良くてもVR体験としてはまだ課題は多いでしょう。
■VR体験の課題
現状では「一時的な体験が楽しめる」というレベルで、まだ家庭用ゲームとして活躍できるレベルではありません。
仮にコントローラーを持ってプレイヤーキャラクターを動かせば、「目は仮想現実を見ているのに、体は現実世界に残り続ける」という違和感が生まれます。
この手の違和感による歯がゆさは、VR体験としては致命的と言えます。
違和感を解消するためには体も動かす必要が出てきますが、結果新たな問題が生じてきます。
・体を動かすスペースは家庭にあるのか
・周囲が見えない状態で体を動かして安全性に問題はないのか
・部屋の広さには限りがあるが移動はどうするのか
これらの課題をクリアできて初めて、VR体験が身近なものになるのではないでしょうか。
■課題の解決方法
現状は「乗り物」が用いられています。
元々自分の体ではありませんし、自分の体はハンドルやアクセル、操作レバーなどを触れば良いですからね。
ですからVR体験を家庭に導入する際にも、レース系やロボット系などの乗り物を使ったジャンルが最初に台頭してくるのではないでしょうか。
こちらの動きを自然に制限した上で、現実と仮想の境界線をぼやけさせる媒体を用意するという手法ですね。
すでに本格的なレーシングゲーム仕様のコントローラーがある人にはVRカメラはかなりの需要があるのではないでしょうか。
この画像みたいな人はVR専用ディスプレイによる恩恵を十分に受けることが出来るんじゃないでしょうか。
とはいえVR専用ディスプレイを活かせるソフトが出ないと意味がないので、もう少しVR体験というものが一般的にならないと難しそうですね。
アメリカでは「The VOID」 というVR施設が2016年に開業されるようですが、日本でもこういう施設つくりませんかね。
こういった施設が日本にできて多くの人が訪れるようになれば、需要が高いと見てメーカーもVR技術を用いたソフトを多く発売してくれるのではと思います。
■個人的見解
視点だけで言えばFPS系のゲームは良さそうです。
この画像みたいなセットを用意するユーザーが多くなれば違うと思いますが、移動がネックになりそうなので流行るかは微妙ですね。
ただ、良いダイエットになりそうなので、楽しい+痩せるってことで女性にウケたりするかもしれません。
景色いいところで好きな方向に走っていけるランニングゲームとか、意外と需要あるんじゃないでしょうか。
そこから発展して、オンラインで鬼ごっことかするようになったりしたら面白いですね。
視界づくりに関してはユーザーが楽しめるレベルに達しているので、今後は仮想現実に没入するための「媒体」づくりが必要となってくるのではないでしょうか。
以前紹介したVRスーツ は相当後になりそうなので、VR体験を支える媒体づくりのメーカーが増えてくれるといいですね。