ネットでもテレビでも露出が多いので、実際に見たり誰かの口から聞いたりしたことがあるのではと思います。
ヨーロッパで古くから遊ばれていたゲームを元に作られたゲームだそうで、おおよそ現在の形に落ち着いたのは2001年のこと。
今ある役職がほぼ出揃ったのが2002年。
それからネットやスマホアプリで広がりを見せ、民放でも人狼をプレイする様子が放映されたことで爆発的に広がったようです。
今でも各社さまざまな形でリリースしており、広がりを見せています。
日本のアナログゲーム市場では、遊戯王カード以来の大ヒット作なのではないでしょうか。
グループで1セットあればいいので、金額的にはそこまで大きくなさそうですけどね。
と、そんな『人狼』を今更になってプレイしました。
とりあえず大まかなルールを紹介します。
1.ある村には複数の村人(プレイヤー達)が住んでいますが、ある日、一人の死体が発見されます。
2.村人たちは村に人に化けることが出来る狼(人狼)がいることを突き止めますが、それが誰なのかは分かりません。
3.犯人は分からないけれど、被害が増えることを恐れた村人たちは村の中から一人を人狼と推理し処刑することにします。
4.口八丁で自分が処刑されることを避けた人狼は、夜の間に村人を一人噛み殺します。
基本的にはこの3と4を交互に繰り返し、どちらかが勝利条件を満たした時にゲームが終わるという流れです。
勝利条件は以下の通り。
村人:すべての人狼を処刑する
人狼:村人の人数を人狼以下にする(同数でもOK)
ただ、これだけだと推理のしようもないので、ここに占い師という能力を持った村人が追加されます。
占い師は村人の中から一人を選び、夜の間に選んだ村人が人狼であるかどうかを占うことが出来ます。
これが推理の元となるワケです。
もちろん人狼も「私が占い師だ」と言い張ることは出来るので、この場合は「どちらが嘘をついているのか」を村人たちが判断する必要があります。
最少人数ではこの構成ですが、プレイ人数が増えるに連れて様々な役職も増え、考慮すべき事項(ヒント)も増えていきます。
このゲームは推理ゲームと言われていますが、確定しない情報だらけなので理詰めだけでは推理が終わりません。
「こういう発言をするのは人狼だからじゃないか」という憶測を多分に含みます。
みんなが何かしら喋らないとまともに人狼をプレイすることは出来ません。
なのでリアルでやる場合は「会話によるコミュニケーション」を魅力のひとつに挙げている方が多いようです。
僕の場合はチャットを利用したものだったのでコミュニケーションによるところは多くありませんが、それでも人をうまく扇動・先導できると快感がありました。
というかテレビゲームではあまり無い「自分がゲームを作っていく」という感覚があるんですよね。
テレビゲームもプレイヤーがいないと成り立ちませんけど、どうしても枠の外には出にくいですし、自分の思ったことがゲームに反映されることは少ないわけですよ。
GTAのような自由度を売りにしたゲームだって、そこらの道を歩いているNPCに、ちょっとそこまで乗せてくれと頼むようなことは出来ません。
でも、「人狼」は当たり前ですけど「相手が生きている」んですよ。そのことに軽い感動を覚えました。
オンラインゲーム嫌いを自負していたんですが、「人狼」のような短期決戦型のプレイヤースキル「だけ」がモノを言うゲームはしがらみが無いのがいいですね。
実際には運の要素も大きいですが、積み重ねがイコールで強さでないのはいい感じです。あとゲーム苦手でもフルボッコにされないのがいい感じ。
ということで、ネット人見知りの僕でも楽しめた「人狼」
未プレイの方はどこかで試しに触れてみてはいかがでしょう。