※警告※
 これより先は管理人:COLEによる
 完全なる妄想のGS3二次展開となっております。
 場合によっては吐き気・嫌悪感を催す恐れがありますので
 二次展開にご理解のある方以外はご遠慮ください。



      ≪S姉妹へ捧ぐ≫




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「おっそいなぁ・・・」
バス停のガードレールに寄りかかったまま新名旬平はつぶやいた。
秋の風は冷たく、季節が確実に冬へと近づいているのを感じられる。

時計を見ると10時25分。

(スッポかされた・・・?いや、まさか・・・な)


「わんにゃんランドに行かない?」
断られたらどうしよう、とドキドキしながら誘った二日前。
「うん、行く!楽しみにしてるね!」と嬉しそうに笑顔でOKしてくれたし・・・彼女に限ってそんなことはないだろう。

「女を待つのは男の仕事」なんて言った手前なかなか電話を掛けられず、さっきから携帯電話をパカパカ開閉し続けている。
そういえば彼女、前に一度だけ待ち合わせ場所を間違えたことがあったな。
でも後から電話でもういいからってくらい謝られたし、同じ間違いをするなんて考えられないよな。

再び時計に目をやると針は10時30分を指していた。

「30分待ったんだし・・・掛けてみるか」
リダイヤルで一番最初に出てくる見慣れた番号を表示して通話ボタンを押すと、すぐに呼び出し音が鳴った。
「トゥルルルル・・・・」
いつもなら3コール以内に聞こえるはずのあの声が、今日は10コールを超えても聞こえない。
20コールを数えたところで、新名は一度携帯を閉じた。

「何で出ないんだよ・・・」
溜息と一緒に吐きだされたその言葉は、みるみるうちに不安という別の名前に変わり新名の中に拡がっていった。
「まさか・・・なんかあった・・・?」
バス停から彼女の家まで徒歩15分。
何度も自宅まで送ったから道はちゃんと覚えている。
新名は携帯を握りしめると、彼女の家へと続く道を走り出した。

「トゥルルルル・・・・」
呼び出し音は相変わらず続いたまま、一向に彼女の声を聞かせてくれない。
「くそっ!出ろよ!頼むから出てくれよっ・・・」
携帯を耳に押し当てたまま走る新名の目に、彼女の家とバス停の中間地点にある公園が見えた。

「公園の中を通った方が近いな」
スピードを落とさないまま入口の柵を飛び越え、大きな滑り台の横をすり抜けると、少し離れた場所でガシャンと何かが落ちる音がした。
同時に耳に張り付けっぱなしだった携帯の呼び出し音が止み、一瞬繋がったかと思うとプツっと切れた。
(もしかして・・・)
音のした方へ近づいて行く新名の視界の端に、見覚えのある豹柄のコートが飛び込んできた。

「コォルちゃん?!」

ベンチに横たわる彼女は眉間に皺を寄せ息も荒く、とても苦しそうにしている。
ダラリと垂れた腕の先には、先ほど落ちたと思われる携帯電話が転がっていた。

「コォルちゃん!大丈夫?!しっかりしてくれ!」
名前を呼びながらそっと触れると、彼女はうっすらと目を開けて
「・・・ニー・・ナ・・・?」と呟いた。
(良かった・・・意識はある)
触れる指先から伝わってくる熱が彼女の体温の高さを教えてくれる。
「・・ごめん・・ね。電話しようとしたんだけど・・・ゲホッ」
苦しそうな声で必死に伝えようとする彼女を制し、新名は自分のコートを脱いで彼女を包みこんだ。
「わかってる、大丈夫。オレがついてるからもう平気だよ」
熱で震える彼女を、新名はコートごとギュっと抱きしめた。

「今、家へ送って行くからコォルちゃんは心配しないで寝てて。な?」
彼女を背負い、不安にさせないよう声を掛ける。
「・・・迷惑かけて・・・ごめん・・・ね・・」
「も~・・・黙って寝る!歳は下かもしれないけどオレだって男なんだぜ?もっと頼って甘えろよなぁ」
「うん・・ありがとニーナ・・・」
(そうだよ・・・こんな時だからこそオレが守ってやりたいんだよ)
声には出さずに、愛しい存在を背中に感じながら新名は歩き続けた。

暫くすると、彼女を背負う背中が少し重くなり、耳元に「スースー」と寝息が聞こえはじめた。
(良かった、寝てる)
少し安心してふと自分の胸を見ると、彼女が着けているローズクォーツのラリエットが揺れていた。
「・・・着けてくれたんだ」
彼女が高熱で苦しんでいるという状況なのに、思わず笑みがこぼれてしまう。
さらに視線をずらすと、彼女の手のひらにボールペンで書かれた文字が見えた。

≪10:00バス停 ニーナを待たせない!≫

「もう~・・・これだからアンタから目が離せないっつーの!」
耳たぶにかかる暖かい吐息を感じながら、新名はそっと彼女の手を握った。





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というわけで髪切って早々風邪ひきました。
こんばんは、コォルです。

風邪といっても喉痛いだけですけどねw


風邪ひいてるくせにこんなキモイ二次展開書いてる私オツ^q^

だってだって・・・
ニーナが好きすぎて妄想止まらないんだもんww

文法文節めちゃくちゃで誤字脱字しまくり。
設定も突っ込みどころ満載ですよね!


具合悪い人が書いた気持ち悪い妄想ってことで
寛大な皆さんは許してくれると信じてます^^^^