泥(こひ)ぞつもりて/宮木 あや子

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女は待ち、男は孤独を知る。


「花宵道中」の宮木さんの作品です。


今回の舞台は平安王朝。
華やに見える宮中生活とは裏腹に
孤独を抱え時代や家柄に翻弄される人たちの
恋のお話です。


もうね、この方の作品読むと
言葉を知っているというのは財産だなと
改めて感じさせられます。

書き出しの部分だけで
3回読み直しちゃいました。
素晴らしい。


相変わらず艶っぽく官能的なのですが
内容は私には難しかった!!!


平安という時代背景のせいでしょうか。
馴染みや知識が無いだけに
自分の中に染み込んでいかず
最後まで自分の無知を呪いました(´A`。)