オレは、アペティグマという名の新種の熊。 -109ページ目

オレは、アペティグマという名の新種の熊。

オレは、アペティグマという名の新種の熊。
略して熊ブログへようこそ(・囚・)

自分が凄いと思った事や
面白いと思ったこと

好きなバンドの話など
色々なテーマで書いてる。

何、熊ブログのくせに
背景が犬!?

・・・小さいことは気にするな(・囚・;) 

「ほーら、終学活初めんぞ。席につけ」

先生が教室に入って来た

「はーい」

みんな席につく


と、何を思ったのか唐突にクラスメイトのジョーが

「オレ、アレルギーあるのに今日の給食の除去食メニューおかわりしてやったぜ!ワイルドだろ~?」

「ワイルドって言うより無謀な挑戦だろ」

「よく何も起きなかったなお前」

「アホだアホ」

口々に言葉があがる

「オレの胃袋は鉄で出来てるもんでな。体に影響しないのよ」

もちろんウソだ

「マジかよお前すげぇな!」

クラスの誰かが言う

「ハハハ!ウソに決まってんだろバーカ!」

ジョーの種明かし

「んだよウソかよ!つまらん」

「てか、マジのところ食った後ゾッとしたぜ……オレ死ぬのかも!?とか色々考えたぜ……」

「じゃあやるなよアホが」

「だよな!ハハハ」

「お前ら静かにしろ!帰らさんぞ!」

先生、激怒。

「それは嫌だぁー!」

「鬼畜教師め、拉致監禁の疑いで逮捕してくれるわぁ!」

と、ジョー

「はいはい、そんなこともウソと見抜けない奴は一生学校にいろ」

「は?わかってたし!そんなことぐらいわかってたし!」

ジョー、必死。さてはお前わかってなかったな?

「では、今度こそ終学活を始めるぞ」

そして終学活も終盤に差し掛かり……

「今日は早帰りだが、トラブル等を起こさないように。」

「はーい」

「酒、たばこ、麻薬なんか言語道断で禁物だからな」

「せんせー」

また、ジョーだ

「なんだ」

「覚醒剤、シンナーはいいんですかぁ?」

「良いわけ無いだろバカ野郎!」

「ですよね…」

「それから、万引きもしないように!このあたりでは多発してるらしいが、お前らはその同類になるなよ!」

と、先生

「それから、万引きGメンもしないこと!このあたりでは多発してるらしいが、お前らはその同類になっちゃダメだぞ!」

と、ジョー

「アハハハハハハハ」
クラスがドカンと沸いた

「お前は少し黙ってろ!」
先生キレる

「あーい、とぅいまてぇ~ん」

「では、号令」
とうとう、ジョーを無視しだしたぞ先生

「そこは突っ込んでくれよぉー!」

「起立、気をつけ、礼!」

「さようならー」

ジョー、完敗。

「ビアンコー!おーい、ビアンコー!」

ジョーが叫ぶ

「なんであいつはこの距離であんな叫んでんの?」

と、ビアンコ

「とうとう、頭が狂ったのだ。それしか考えられないのだ」

「それは言いすぎだろ、クロス………」

「今日、オレんちで遊ばね?」
ジョーが近づいてきて言った

「OKよ。クロスとパトも来るよな?」

「えー、パトリッシュ来るの?」

「なんで嫌なんだ?ジョー」

と、ビアンコ

「いや、オレんち貧乏だからよぉ。金持ち家に呼んだらバカにされそうで……」

「僕はそんな嫌な奴じゃないよ!」

「ホントかぁ?」

「ホントだってば!」

「じゃあ、みんなで来いよ!」

「よっしゃ」

――ジョーの家

「さ、何やる?」

ジョーがウイニングイレブンを持って聞いてくる

「何やる?じゃねーよ。選択肢1つしかねーじゃん」

「おう、まぁな」

「まぁなじゃねーよ」

「他のソフトは?」

「無い」

「無いわけねーだろ」

「無いったら無い」

よほどウイニングイレブンをやりたいのか、パッケージ開けてもうディスクを入れようとしてる

「じゃあ、わかったよ。ウイニングイレブンやろう」

仕方なさげにビアンコ

「お、お前らもウイイレ好きか?」

目を輝かせジョー

「お前が選択肢1つしかくれないからだろ!」

「まぁまぁ、そう怒りなさんな」

なんとかジョーが皆をなだめ、ウイイレをしてると

プツン

「ありゃ?TVの電源切れたぞ?」

「停電……では無さそうだな。電気ついてるし」

「なんだろうね?」

するとジョーが

「隣のババア、コンセント抜きやがったか~」

「???」
3人にはその言葉の意味がわからなかった

「どういうことなのだ?ジョー」

「実はよぉ…」

ジョーが話始める

「オレんち貧乏だから、電気代浮かせるために、1番使うTVのコンセントこっそり向こうに差してんのよ」

「え………」

「それって犯罪じゃ……」

「とは、わかっててもそうでもしないと生きれねーんだよ」
ジョーの家の家計は相当厳しい様子

「だからよ、みんなには黙っててくれ!な!」

「いや、黙るのはみんなじゃなくて、隣のババアだけで良いと思う」

「バカ!クラスにババアのスパイがいたらどうすんだ!」

と、ジョー

「いや、いるわけねーだろバカ」

「いたら損害賠償だかんな!」

「損害賠償の意味わかってないだろお前」

「わ、わかってるし!」

「じゃあ、言ってみろよ」

「あああ!もうこんな時間だ!お前ら帰れ!」

「まだ15…」

「良いから帰れ!」

バタン

「いやー、来いよって言われたから行ったのに、追い返されるとはなー」
と、ビアンコ

「でも、バレたら終わりのデンジャラスな節約法を知ったね」
と、パトリッシュ

「アパートならではだな」

と、それぞれの帰路につく3匹であった

おしまい