ねぇ、先輩……
わたしのこと覚えてる?
わたしは先輩のこと覚えてるよ。
あの日助けてもらった時の先輩がかっこよすぎて……
もう忘れられない。
学校の廊下で先輩を見かけると胸がドキドキして…
これが恋って言うのかな…?
今日も学校前の合流地点でどさくさに紛れて
先輩が隣に来ないかな…?なんて考えながら登校してます……
「おーい、ビアンコ!」
「よう、パト」
朝一で先輩の姿を見れるなんて……
今日は何か良いことがありそう!
――休み時間廊下にて
休み時間は先輩に偶然出会うのを装うため
廊下を意味もなく歩きます
……なんて言ってたらいました先輩。
話しかけようかな…?なんて近づいたら……
なぁんだステファニー先輩と話してたんだ
先輩って3年の先輩とか同学年の方とよく喋ってますよね
もしかして大人っぽい人のが好きなの……?
わたしみたいな年下はダメなのかな……?
――昼休み
そいえばさっきクラスの男の子に呼び出されました
なんの用だろう?
「ずっと君のことが好きだったんだ。付き合って下さい!」
なーんて言われたけど断りました。
先輩が好きだから……
――別の日
今日はお休み。
洋服でも買いに行こうかと思います
先輩とのデートのために……
なんて思ってルンルン気分でいたら
「君かわいいねぇ」
なんて声が。
声のする方を見ると見知らぬ人でした。
「ど、どなたですか!?」
って言うと
「良いから良いから」
なんて言われて路地へ連れ去られそうになった時……
「おう、待たせたなアイリス!」
聞き覚えのある声……
その声の方を見ると…
「せ、先輩……」
そう。先輩でした。
わたしの愛しの……
「ビアンコ先輩!」
なんて言ったら
「なに!こいつビアンコなのか?」
「逃げろ!」
チンピラどもは逃げて行きました。
「大丈夫だったか?アイリスちゃん」
先輩が優しく声をかけてくれました
「ええ!大丈夫です!」
「あ、さっきの大丈夫だったかな?彼氏のふりして奴ら逃がそうと思って、待った?とか声かけちゃったんだけど……ガチの彼氏待ってたりとかしないか……?」
「大丈夫ですよ!わたし彼氏いないんで」
彼氏なんかいるわけないです。
彼氏にしたいのはあなたなんですから……
「い、いないのぉ!?」
そんなに彼氏いそうですかわたし(笑)
「すげぇかわいいからいるのかと思ったぜ」
そうだ!
この好機を逃さない手はありません!
「あ、あの……」
「ん?」
「先輩のご予定が無ければ…このあと、服屋行くんで男子目線でアドバイスなんか戴けないかな…と」
しちゃいました。デートのお誘い
「うん、いいよ。オレなんかのアドバイスでよければ」
OKしてくれました。じゃ、遠慮なくデートさせていただきます!
「男の人ってどんなのが好みなんですか…?」
「一般的な男の好みはわからんなぁ……」
「じ、じゃあ、先輩の好みは……?」
さりげなく聞きます
「オレの好みなんか聞いてどうすんだ?」
ですよね…普通の反応ですそれ
「いや、参考にしようかと……」
ちょっと強引に聞いてみます
「そうだなぁ……チェックのネルシャツなんか着てる子は良いと思うね」
言ってくれました!チェックシャツ、即買いです
「ボトムスの好みとかはありますか……?」
「ショートパンツ……とかかな……」
「あー、太ももが見える感じのですか……」
普段のわたしはこんなの履きません。でも、先輩が好きって言うなら買います
次デートするとき、これ着ますね!
――数時間後
「よし、オレはこの辺で帰るわ」
「今日はありがとうございました!」
「おう!」
先輩。今度は待ち合わせして1日中デートしましょうね!
そのためには
わたしが良い女になって先輩に見合う人にならねばいけませんね。
絶対良い女になって見せますから。
もう、先輩の方から告白してくるほどに。
その日まで待ってて下さいね!
そしてまた
先輩に会えるのを楽しみに学校に向かうのです
~fin~
さ、リクエストがたくさんあったら書く……
という予定の番外編だったが
なつ。とじゃっくまんの熱烈なリクエストにより
書くことになったぜ!
ビア×パトにアイリスを登場させ
番外編はそれの序章って方向性で行くぜ
ここで簡潔を期待してた奴、すまん(´・ω・`)
でも、ビア×パト本編に出した方が
色んなパターン出来るから
そっちにしますた(´ω`)
期待はずれですまない…
明日はトークコーナーでGW企画の反省会の予定(´ω`)
では、ばいばいちゃ(・囚・)ノ゙