夏の終わりのストーリー | coldmanのオモチャ箱

夏の終わりのストーリー

海に向かう高速道路、まだ大海原は見えない。けど男は知っている、「この道を南下していくと必ず青い海に逢える」と。

カーステレオからは、サザンオールスターズの「真夏の果実」が流れている。夏の定番の1曲。

トンネルに差し掛かる。「このトンネルを抜けると、海が見えるはず」と男は期待に胸を膨らませた。

そしてトンネルを抜ける。とたんに青い水平線が見えた。沖合いを、大型フェリーがゆっくりと進んでいた。インターを降りて、海岸沿いの海の家の駐車場に車を停める。海を見ながら、自販機で買ったコーラをゴクリ。

シーズンオフが近いせいか、人は数えるくらいしかいない。けど、それで良かった。別にナンパ目的で海に来たワケではない。ただ、夏の終わりの海を見たかっただけ。

海の家でかき氷を注文して、一人ボ~~~っとしながら食べる。そして、「お盆は仕事が忙しくて来れなかったが、今日こうして海に来れて良かったじゃないか」と思った。