文字-〈携帯超短編小説〉
男は違和感を感じていた。「何だ?何かがおかしい…」。
そう思って自分の手を見てみた。
すると、どうだろう。指先から爪・皮膚・毛・血・肉とカラダの各部位や組織が文字となってほつれていく。まるで、砂塵のごとく。
けど、痛みは感じない。むしろ解放感さえある。不思議なもんだ。
やがて、ある方向へ流されていく。
「オレは、どこへ行くんだ?」男は不安になった。
流れの先には、砂塵となった文字が渦を巻いている。男はそこに吸い込まれていく。
渦のなかに吸い込まれた男の意識はやがて消え、その渦自体も光を放って異次元へと消えていった。
そう思って自分の手を見てみた。
すると、どうだろう。指先から爪・皮膚・毛・血・肉とカラダの各部位や組織が文字となってほつれていく。まるで、砂塵のごとく。
けど、痛みは感じない。むしろ解放感さえある。不思議なもんだ。
やがて、ある方向へ流されていく。
「オレは、どこへ行くんだ?」男は不安になった。
流れの先には、砂塵となった文字が渦を巻いている。男はそこに吸い込まれていく。
渦のなかに吸い込まれた男の意識はやがて消え、その渦自体も光を放って異次元へと消えていった。