最近、
というか毎年そうなので当たり前なんですが
お盆あたりになると日の入りがぐっと早くなります
野鳥をよく観察しているので
彼らが帰っていく時間がどんどん前倒しになっていくので
すぐわかります
もう夏は終わりです。
それにしても
悪天候で、
せっかく早朝に起きてたのに
惑星直列が見れませんでした。
この天候じゃ明日の朝も無理なので
次は来年。
宇宙規模の視点で物事を見てると
色々なことがほんとにくだらないですね。
ばかみたい。
そんな早朝、
ふと思い出したことがあります。
中学校の時ですが
ワタシは転校生で
当時は友達もまだほとんどいなくて
目立つと先輩にいじめられるってのもあり
おとなしくおとなしく過ごしていて
本当に目立たない子でしたが
休み時間だったか昼休みだったか
詳細は憶えてないんですが
とにかく授業中ではない時間帯に
がばっと開けていた窓からすずめが飛び込んできたことがありました
もちろんすずめくんは怖くて大混乱で
あちこち飛び回るけど
なかなかうまいこと窓から出れなくて
ぶつかりながら飛び回るもんだから
教室内はパニック・・
その時に
うまいことそれを利用して
「きゃーー!!怖い!」
と
これ幸い、と
好きな男子にべたべたくっついて
その人の影に隠れて逃げ惑う
「あたしってかわいいでしょ」アピールの女が数名
ワタシはとにかくすずめが可哀そうで
早く外に出してあげたいとそれだけしか思ってなくて
逃げ惑う女子、
それをかばう男子、
なにもできずに呆然としてる他のクラスメート
そんなパニックの中
ワタシだけがひとり冷静で
早くなんとかしたくて
可哀そうで可哀そうでなんとかしたくて
虎視眈々と?チャンスを狙っていて
興奮してるすずめくんが
息を切らしてふらふらになって床に着地した時に
いまだ!と思い
そっと歩いて行き
大丈夫だよ大丈夫だよと声をかけながら
近づくと
あれだけ人を怖がって逃げ回っていたその子が
じっとしてくれて
(疲れ果てちゃったのもあると思うんですが)
それにしても命の危機があるときには
絶対逃げるはずの野鳥が
ワタシの顔を見てもじっとしていてくれて
ワタシだけがすーっと歩いて行き
そっと手の中にいれて
窓まで連れて行き
窓から手を出して
手のひらを開いても飛ばないので
「飛んでいいんだよ」と声をかけたら
こちらを見て目があってから
すっ
と、飛んでいったのです
もちろん元気いっぱいに。
あーよかったと
ほっとしました
それで一件落着
良かったです、助けられて。
すると
その
「あたしってかわいいでしょ」アピールの女たちが
(ちなみに今でもその4~5人の女子は全員顔も名前も思い出せますw)
ぞろぞろとやってきて
逃がしたの?
逃げたの?
あーよかった!怖かった!
えーー!マハちゃん怖くないのお~?
気持ち悪いでしょ!
よく掴めるね!!
かまれたらどうすんの!
などと口々に言いながら
好きな男子の腕に自分の腕をからませたまま
ワタシをそうやって「下げる」ことで
自分たちがいかにか弱くて可愛くて
そんなものは怖いし気持ち悪くて
野鳥掴むなんて野蛮ね~あたしって弱いから~
っていうアピールを激しくしはじめて
ワタシは「別に。何も怖くないけど。」
と吐き捨てて
まだ興奮冷めやらぬそのアピール女たちをしり目に
その場を離れました。
なんだこいつら、と思ったけどw
そんな記憶がふと蘇りました
この話には続きがあるんです。
それから数日後だったか
一週間後くらいだったか
急にある男子に呼び出されて
・・・告られました。笑
それがホントに不思議なことに
その後もまた違う子につきあってと言われ
さらに
また別の男子につきあってといわれ
(全然そういうのに興味なかった自分は
全部断ったんですけどね。)
別のクラスの知らない男子にまで同じこと言われて
なんか急にモテ期がはじまったんです。
で、
ワタシは何がなにやらわからんかったのですが
それから中学在学中はほんとにモテました。笑
すずめくんがが飛び込んできた事件のあとから
なぜか急にモテ始めて
(そのせいでアピール女たちに目をつけられて
意地悪されましたがw)
わけがわからず
卒業して数年後
同窓会があって、参加したんですが
その時に
クラスの中でも一番モテていた成績トップのイケ男子に
その当時の話を聞かされました
「あの時、
鳥が飛び込んでパニックになったのを見ていた男子がみんな
逃げ惑う馬鹿女子を冷ややかな目で見てたの知ってる?
その中でひとりだけさっと助けて逃がしてたマハちゃんを
優しい子なんだ、って思って
みんながマハちゃんのこと好きになっちゃって
ちょっとした取り合いになったんだ、
自分も好きだったけど・・・
俺の親友が告白するっていうから自分は遠慮して言えなかったんだけど。」
と笑いながらも照れながら
まさかの数年前のいいそびれた分の
振り返り告白までされたのです。
ワタシにしてみれば
何のことやら?という感じでわけわからなかったんですが
まあ多感な中学生時代ですから
大多数の女子がきゃあきゃあとパニくる中
1人だけ無表情でさっと助けて逃がしたワタシが
なぜか
とてもかっこよく見えたんでしょうね、
チュウボウですからねw
そんなつまんないことで恋したりするんだよねw
別に特に目立つ特徴もない
特別可愛くもなくスタイルがいいわけでもなく
成績がいいわけでも運動が得意なわけでもない
平凡なただのひとりの
どこにでもいる普通の生徒でしかないわけだけど
なんか中学生なその時の男子の心に
刺さるものがあったんでしょう
まあワタシだって
ドッジボールで
当たらないようにかばってくれて
「俺の後ろに隠れてな!」
って言った男子を
無条件に好きになったもんなあ・・笑
なんかヒーローに見えちゃってwww
(あれは多分、
自分のチームが負けるのが嫌だからだよ。今思えば。爆)
動物を助ける
って
ワタシにとっては当たり前のことだったんですが
きっと彼らも
後で振り返ったら
なんであの時あの人が好きだったのかわからん
と思うはずです。笑
何かこう・・・危機的な状況とか
非日常的な出来事を共有すると
それまで好きでもなんでもなかった人が
急に気になったりする
あれですねw
ただ
その時ワタシは
動物をもっと助けたいなと思いました、
それは憶えてます。
で、獣医さんになろうかと真剣に調べたんですが
解剖の授業に耐えられるか?
と現役の大学生に話を聞いて
無理なので諦めましたけど。笑
だったらペットショップの店員さんになりたいなと思いつつ
なぜか花屋でバイトして
そのうちいろいろな縁がつながって
動物も花も何の関係もない芸能界で働くはめになってしまいましたが
あの時、鳥を助けたというほんの数分の出来事が
たいしたことではないんだけど
人生を変えるくらいの出来事だったんだなと
今は思います
その時、こんな自分を好きになってくれた男子のみなさん、
ありがとう!
そして
しかし
いいね~青春って!笑





