明日は,お待ちかねの頭部MR検査の日なので
勤めからかえってすぐに,診療ガイドラインを読んでみた.
心配で読んでみるわけではなく,明日の検査結果が良くなかったとき
おそらく医師に提示されるであろう,いくつかの選択肢とその先を知るため.
2017年4月に発行されたガイドライン.それまでは無かったっぽい・・・.
といっても,これは症候性放射線脳壊死のガイドラインで
ボクのように症状ない人には,最初の部分からだいぶ当てはまらない.
診断から治療までのアルゴリズムは以下
症候性放射線脳壊死診療ガイドライン 診療アルゴリズムより
症候性放射線脳壊死診療ガイドライン - J-Stage(PDF)
放射線脳壊死の疑い例であることは,間違いないんだろうけど
まず最初の”症状:・・・”これはナシ
次は”病歴・既往歴:放射線治療の既往・・・”これはアリ
今わかるのはここまで.明日の検査で,その先が決まるはず.
ガイドラインのしょっぱなに
「放射線治療既往の脳腫瘍患者の生存期間の延長によって,症例は増えて来てるけど,
ホントのとこ実は,見極め方からしてよく分からない」的なことが書いてあって
ダイジョブかよって感じはする.文書の分量も少ないし.
けれども,ボクはあまり心配していない.
理由は,もしも転移の再発ならこれまでと同じように治療する.
(ボクの場合,再照射可能かどうかは不明だけど)
あるいは,もしも放射線脳壊死なら内科的→外科的治療or分子標的薬で治療する.
と,行く先が二つしかなく,ハッキリしているから.
著効を期待できるという,ベバシズマブ(アバスチン)は,ボクにはおなじみの薬だし.
余ほどのことでなければ,外科的治療はないだろうし.
「よく分からなかったから脳の生検しましょう」ってのもないだろう.
今はまだ症状がないんだし.
と,まあ実際どうなるかは,検査の結果次第だけれども
事前に考えをまとめておけるということは,心の平静につながる.
こういう予習が無駄になると,一番いいんだけど.