今週,16コース目が開始された。

治療前の検査の成績はいつもの通り問題は無く
腫瘍マーカーについてはむしろ,これまでで最も低い値だった。

治療のあと,会計処理に時間がかかりそうだったので
昼食を済ませてしまおうと食堂へ行く途中の廊下で
消化器外科のN先生(主治医)と出会った。
職員食堂から出てくるなり,口をまだモグモグさせて早歩き。
かき込むように食べて,急ぎ外来へ戻る途中だったようだ。

オレ「先生こんにちは」
先生「おーおー!どお?」
オレ「おかげさまで無増悪で治療継続中です」
先生「こっちに薬は届いてる様子?」(自分の頭を指さし)
オレ「再発もなく,定位照射の前後で縮小が見られたようなので効いているようです」
先生「おーそれは良かった。今日も治療か,頑張ってね!」
オレ「ありがとうございます」
15秒位の会話が終わると,ダッシュで階段を上っていってしまった。
先生方の外来のある日のスケジュールは,相当詰まってるんだろうな。

一年を52週間とすると,17コースでおよそ1年間。
大型連休のたびに治療間隔にずれが出るので,オレの場合
計算上,今回で2年目に入ったことになる。
原発の手術から3年10ヶ月
再発転移し手術不能に陥ってから1年
脳転移の治療から9ヶ月
画像診断では癌腫を発見できなくなって8ヶ月

脳転移を来してからの生存期間は
多くの場合およそ10ヶ月だと聞いたが
オレは,もう少し長く生きそうだ。
来週,脳神経外科のサーベイランスがあるが
今回も新たな転移は見つからないのではないかと
考えている。