意識が自然と夢から引き離される。そして突然、同時に無数の光が体に突き刺さる。
昨夜部屋のカーテンを閉め忘れたせいで、朝の直射日光が窓ガラス越しに当たっていたのだ。
「……」
無言で起き上がり、目を擦りながらうっとおしそうにカーテンを勢いよく閉める。
午前4時30分。起きるにはあまりにも早すぎる時間であった。セットした目覚まし時計のアラームが鳴るまで、まだかなりの余裕がある。二度寝しようにも、あの眩しい朝日を思いっきり浴びた後だ。眠気が吹っ飛んでしまうわけだ。
その体勢のまま、しばらくボ~っとして特に何もせずにいる。
俺は気が短い。なので当然すぐ自分自身にイラだってベッドから飛び出す。
親も姉弟もまだ起きる時間帯ではない。
その状況をこっそり使って、誰もまだ起きていない、薄暗い外を出歩ってみることにした。