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「怪芸人」と呼ばれた男が長い沈黙を破った。本紙朝刊連載「吉本興業研究」で産経新聞の単独インタビューに応じた吉本興業所属のベテラン漫才師、中田カウスさん(62)が、芸能界を引退した元所属タレント、島田紳助さん(55)のことから、今年10月に全国で施行された暴力団排除条例、一部マスコミで報じられた自身の暴力団関係者との交際疑惑まで、2時間にわたり熱く語った。

 --紳助さんの引退についてどう思ったか

 「一部報道で『紳助引退の仕掛け人はカウス』と報じられましたが、なんでそんなことをせなあかんのですか。僕の大事な後輩を、会社の大事な商品を、家族を。するわけがないじゃないですか! でも、マスコミはストーリーの中で敵と味方、善と悪をつくらなあかんから、読者が分かりやすいようにそうしたんでしょう。

 ただ、紳助はかわいい後輩だから心配していたのは事実。あいつが僕のこと嫌いやったら、僕は9年間も(漫才コンテストの)M-1グランプリの審査員をやりませんよ。いがみあうことなんて一切あらへん」

 --カウスさん自身が暴力団関係者と交際しているのではとの指摘もあるが

 「いろんなことを言われますが、マスコミは僕が芸人ということを忘れています。『カウス=暴力団』の構図にした方が分かりやすいからね。しかしその手前で僕は芸人です。芸人はヤクザにも、警察官にも、教師にも、オカマにも、子供にもなれます。演じるんですから。僕がヤクザを演じて、ヤクザに見えるなら、僕には演技力がものすごくある。僕はサービス精神が旺盛やから、いろんなところで人を笑かしますが、そんな中で、ヤクザの失敗談が一番受けまんねん。それが話のオチを取った上で『ヤクザ話で吹聴』になるんですよ」

 --47都道府県すべてで暴力団排除条例が施行され、芸能界と暴力団の関係に世間が注目しているが

 「芸能人には華があるからマスコミはそっちに持っていきたがる。でも芸能人は弱いですよ。『暴力団とメシを食った』といっても、歌を歌って、笑わせただけ。昔はそれが普通でした。それが時代とともにあかんというなら、守らなくてはいけませんが」

 --もしカウスさんが紳助さんと同じ立場だったら?

 「引退します。あれだけの問題メールが出ているなら。僕は以前、吉本の特別顧問の肩書にしがみつかず、(問題が発生したら)サッと退いた。手前でちゃんとお手本があるやないですか。肩書はありましたが、僕が吉本の経営に口出ししたことは一回もありません。ただ、会社に嫌がらせしてくる人たちと直接会って話をしたことは事実です」

 --創業者一族の意をくんだ元暴力団幹部が吉本の経営などに介入した「お家騒動」の件ですね

 「吉本は僕にとって実家、家です。16歳のときからいますもん。会社が困っていることがあったら僕の出番です。一連のお家騒動で、僕が出ていくことが僕の役目でした。ほかの社員には誰もできなかったんです」

 --紳助さんの引退以降「吉本バッシング」が続いていますが

 「みんな必死で頑張っていますよ。芸人も社長も社員もみな。でも創業100年を迎える手前、やっぱり難産なんですよ。だから元気な子が生まれるんですよ。芸人として長くやることはこういうことなんです。プロというのは、修羅場に強くないとあかん。それを乗り越えるたびに、たぶん自分の何かが変わっていくんですよ。だから逃げませんよ。襲撃されても何されても。出ていくんです。日の当たるところへ、当たるところへ。