(本物のサイキックではない)占い師が用いる手法には様々なものがあり、その多くを駆使して、相談者に対する一種の欺き行為を行っている。しかし相談者は心の中に不安がある為に、藁にもすがる思いで占い師に頼るのであり、一連の手法を使って語られているとは思うはずもないのである。不安や恐怖を抱く相談者にとっては、占い師が語る内容は安心する為の素材なのである。
人々の心に不安や恐怖が生じる限り、占いの需要はなくならないだろう。需要がある限り、供給する人間(占い師)も存在し続ける。したがって、コールドリーディングの数々の手法も効力を発揮し続けると考えられる。本物のサイキックではない占い師が扱うコールドリーディングを見抜く方法は、ただ一つ、「コールドリーディングを理解する」ということのみである。