この後に投稿する(本日18時)の「薔薇の葉の誓いシリーズ」第14章になる「枯れた薔薇」は、前の章から続く、吸血鬼大野さんの100年前のお話になります。(本当は、この前に数章あったのですが飛ばしました)

 

このシリーズ、大野さんが愛するニノちゃんを奪われて、失意の底にいた時に出会ったのが翔くんでした。

ニノちゃんの事で深い心の傷を負った大野さん。明るい健康な高校生の翔くんと過ごすことで、心の傷も癒えていきました。それが、物語の始まりです。

 

大野さんは、「枯れた薔薇」の登場人物の由紀夫と翔くんが似ている事に気が付いていません。まるで、違う性格だからです。

それも、100年前に出会った青年ですから。(これも、これから色々あります)

 

まだ、伝説の最恐吸血鬼だった時代の大野さんで、名前も違います。

大野さんは、吸血鬼として生きているだけで、何も悪くは無いのです。

 

ただ、吸血鬼と出会った人々は、すべて人生を狂わされて、不幸になっていきます。

 

このお話の初稿を掲載した時は、説明しませんでしたが、この章で出会う女の子・スミちゃんがいます。この子は、相葉君に容姿が似ているという裏設定です。

明るくて、健気で、生涯かけて由紀夫を助けていく少女です。こっそり櫻葉さんなんですよ。それが、相葉君の秘密に繋がっていきます。

 

100年前のお話は、悲劇が主成分ですが、大切な章なので読んでいただけると嬉しいです。

超絶的な色っぽい最恐吸血鬼の美しい大野さんと、儚く可憐な美青年の由紀夫の物語。

そこに山下(智久)君や、相葉君に似た、スミちゃんが関わっていきます。

 

どうぞよろしくお願いします。