*嵐妄想小説
*BL小説
*磁石妄想
*お話の全てはフィクションです。
全話同時にUP(1)〜(10)
本編は(9)まで。(10)は、書き下ろし・おまけのイチャイチャ。(早めに限定になる予定)
ここでは、めずらしく男っぽいイケメン翔さんです。
イケメン翔さん x 姫ニノちゃん
(3)
いつものごとく。
ニノのヘルプの電話の後、迎えに行こうとしたら翔さんに会った。
「相葉君、どこ行くの?」
「ニノがさあ……迎えに来いっていうの。困るよねえ」
冗談まじりにいうと、翔さんが笑った。
「俺が迎えにいくよ」
「え? 大丈夫? だってその……」
言いにくそうな俺に、察したらしい翔さんが言う。
「別れたってか、振られたけど。やり直すつもりだから」
「そうなの? ニノは?」
「言ってあるけど。俺の好きは信用できないって言われた」
楽しそうに翔さんが笑う。
信用って?
「翔さんを信用できないなんて人いる?」
翔さんが爆笑しながら、ありがとうねーなんて、手を振りながら去って行った。
この日からニノのお迎えは、翔さんになって俺は助かったんだけど。
この二人って分かんない。
別れたんでしょう?
付き合ってたのに、ダメだったんでしょう?