*嵐妄想小説
*BL小説
*磁石妄想
*お話の全てはフィクションです。
全話同時にUP(1)〜(10)
本編は(9)まで。(10)は、書き下ろし・おまけのイチャイチャ。(早めに限定になる予定)
ここでは、めずらしく男っぽいイケメン翔さんです。
イケメン翔さん x 姫ニノちゃん
(2)
あれから、ニノは翔さんと、少しは付き合ってたみたいだけど。
あっという間に、別れちゃったらしい。
俺なんて、紹介もしてもらう暇が無かった。
まあ、恋愛は仕方ない。
本人たちしか分からないから。
ただ、ニノがさあ……。
「ねえ、相葉さん、後で電話してくれない?」
「またあ? 好きでも無いのに、デートすんなよ」
「デートじゃ無いもん。ご飯食べるだけだもん」
「相手は、デートのつもりだろう? だから俺に、電話して来いって」
「飯の後、帰らしてくれないから」
「じゃあ、行かなきゃ良いじゃん」
「今さら断れないから……」
「困ったやつだなあ、わかった。今度だけな、次は無しだぞ」
「……ありがと」
なんでか知らないけど、ふらふらするようになったニノ。
家に直帰するのが常だったのに、遊び回るようになったと噂になってる。
まあ、俺が電話して帰るキッカケを作ってるんだから、おかしな関係になってる相手はいないんだけど。
電話して、迎えに行ってあげるのが俺の役割だ。
でも、そろそろ、危ないよね。
そう思っていたら、翔さんが言ったんだ。