*嵐妄想小説

*BL小説

*磁石妄想

*お話の全てはフィクションです。

 

全話同時にUP(1)〜(10)

本編は(9)まで。(10)は、書き下ろし・おまけのイチャイチャ。(早めに限定になる予定)

 

ここでは、めずらしく男っぽいイケメン翔さんです。笑ううさぎキラキラ

イケメン翔さん x 姫ニノちゃん

 





 

(1)

 

side 相葉

 

「あのさ……」

 

ある朝、ニノから凄い告白があった。

 

寝不足の頭が、驚きで覚醒する威力。

 

「ええっ?」

 

「もう! 声が大きいって」

 

「だってっ? 付き合ってるって?」

 

「そのまんま。翔さんと交際します、恋人として」

 

ニノが、翔さんと付き合いだしたらしい。

 

 

 

付き合いって……その。

 

「ニノ、エッチしたの? その……どっち?」

 

「ちょっと……言い方!」

 

いやいや、最大の重要ポイントじゃない?

 

「まだ……何もしてないけど」

 

なんかゴニョゴニョ言ってるから、この感じはニノが……女の子?

 

 

 

「ああ、ごめんごめん。翔さんには、俺が知ってるって言ってるの?」

 

「あ……言っても怒んないと思う……」

 

ドキッとした顔で、耳を赤くしてるから、しまったって感じ?

 

「じゃあ、翔さんから聞くまでは、この事は触れないようにするよ」

 

「……うん、ありがと」

 

ホッとした顔でいうニノ。

 

俺には何でも言ってくれてるから、無意識に報告してくれたんだろうな。

 

でもさ、大丈夫かな?

 

ニノが翔さんを好きなのは、まあ分かるんだけど。(イケメンで優しくて、頼りになって)

 

翔さん、誰にでも優しいから、特別にニノって感じじゃなかったんだけど。

 

 

 

誰にでも優しいって。

 

難しい人だよね?

 

ちょっと俺は、心配だ。汗うさぎ