星は、昴(プレアデス星団)。彦星(鷲座アルタイル)。夕づつ(宵の明星)。
夜這い星(流星)。少しをかし(ちょっと素敵さんよね)。
尾だになからましかば、まいて(シッポさえ無ければもっといいのに)。
清少納言さんも枕草子で、そう書いていらっしゃる。
現代になっても通用してるんじゃないかな。星って素敵さんだよ。
で、そこでcolが昴を少しだけ物思ってみた。
他の星を指して言う時おもに片仮名で言うのに昴に限っては和名だ。
それだけ和名で浸透している。
そして1つの星では無くて幾つも集まっている。幾つも青白く。
肉眼で6個のように見えるが、望遠鏡の性能が良いほど
100と言うものが200と言ったりするわけだ。
昴という言葉は、『統ばる』からきているらしい。
その意味は、統率とか言ったりするくらいだから、
まとまって1つ、という意味にとれる。束ねる感じかも。
星団と言わず統ばると表現する辺り、なんだか趣まで感じてしまう。
そして星座になっているって事は、だいたい神話があるってわけで。
ギリシア神話に登場する7人姉妹がプレアデスと言われていた。
ただ、プレアデスの名前の起源には幾つか説がある為に言い切れない。
そのプレアデス姉妹は、月の女神アルテミスに仕える侍女だった。
ある時、姉妹が森で遊んでいるところを、狩人のオーリーオーンが見かけた。
見ていてたまらなくなったオーリーオーンは姉妹に近付くけれど、
知らない者がやばい顔して近付いてくれば、そりゃ普通は逃げるって。
姉妹は逃げた。狩人は追いかけた。
オーリーオーンは稀に見る美青年という設定なんだけど、
追いかけ時期、曙の女神エーオースと交際中だったくせに
姉妹に恋してつきまとっている。
7人のうち1人を、ってわけじゃなく姉妹達を追いかけまわした。
怖ええ、怖ええよオリオン。
見兼ねたアルテミスは、彼女たちを鳩の姿に変えた。
が、しかし、それでもオーリーオーンは鳩を追いかけまわした。
追いかけまわした期間は5年という。
怖ええ、怖ええよオリオン。
これは気の毒過ぎだと憐れんだ大神ゼウスが姉妹を天上に輝く星に変えた。
ところが、オーリーオーンが死んだ時に星にしたんだけど
なんとプレアデスの近くの空に上げてしまった。
そんなわけで現在も狩人は姉妹を追いかけまわしている、らしい。
怖ええ、怖ええよオリオン。
是非オーリーオーンの周辺をケモノで満たしていただきたい。
肉眼で見える事が出来る星の数は6つだが、姉妹は7人姉妹だ。
昔は7つの星だったのに1つだけ見えなくなったという伝説がある。
だけどこれも幾つかの説がある為、ここでは割愛だ。
めっちゃ視力のいい人が肉眼で見た星の数は25という記録がある。
望遠鏡で見たガリレオさんは36見ていた。
そんなわけで何故にcolは昴を物思ったかと理由を述べると、
清少納言さんやガリレオさんが見ていたんだなと分かったら
なんだか天体観測をしたくなって、夜空を眺めたんだよね。
このところ曇ってて
オリオンは分かるけど、その右上のアルデバランまでは分かるんだけど
なんてこったい昴が薄くて分かり辛い日々が重なってしまった。
街灯のせいにはすまい。雲のせいにしよう。
アルデバランは牡牛座の目だから、その目でオリオンを睨みつけていて欲しい。

