月曜日は仕事が終わった後、友人のライブに行きました。お笑いの。お笑いは、中学高校時代に結構好んでテレビなどを見ていたせいか、程々に知識もあったりして、よく人からはお笑い好きみたく言われますが、案外そんな事もなく、ライブも友人のに2・3回行っただけで、むしろライブでもほとんど笑わないし、あ、笑わないというか笑えないというか…。
とにかく私は、「あはははぁっ!ウケるぅ!あはっ!」というのとは正反対の所にいるのですよ。
ところで、今日のライブは名前さえ聞いた事がないような芸人さんばかりでしたが、程々に面白かったです。かといって、たくさん笑ったかというと、3時間弱のライブで5回くらい「…ッフフ。」ってなったくらいですが。どちらかというと、インパクトよりも“うまい事”を言ってくれた方が好きなので、つまりそういう事になります。笑った数と面白さが比例しなかったりするのです。
友人はというと、一人はピンで、もう一人はトリオでやっています。まっきんにしかわかりませんけども。かくかくしかじかです。
前に見たときと趣向を変えたらしく、少し驚きましたが、(たぶん)試行錯誤の末に素人目に見ても成長したように感じました。
それにしても、彼らは2人とも(芸に関しては)真面目で、彼らを見ると淡々と日々を消化する自分に罪悪感を覚えたりしますが、そういった部分とは別に、そして彼らが面白いか面白くないかという問題とも別に、芸人として売れるといいなと思うのです。
“ブレイク”なんていう安っぽい言葉は嫌いですが、そのいわゆる“ブレイク”というものを果たした後、その後はどうなるのか。
芸人はタレントになるのでしょうか?
タレントがいけないんじゃないのよ、芸人がいいってわけでもない、両方いて素敵なんだと思うわけ。ただ、露出の増えた芸人がネタをやる間もなくタレントと化すのはどうなのかしら。
友達には、どちらかというと、そうではないタイプになってほしいのです。本人達が何を目指しているのかはわかりませんけどもね。
友近は言ってたわ。芸能人ではなく芸人でいたいと。
そもそも、若手芸人には厳しいくせに巷で人気が出始めると便乗して起用しだすような、そんなテレビ番組って、どうなのかしら。それは必ずしも製作側の意図するものではなくて、上の人だったりスポンサーの問題なんだろうけども、でも、少し、小出しというか、一時の流行りモノにしない為の使い方があってもいいんじゃないかと思うのです。その時期が過ぎても、ライブで活躍できるとか、そういう芸人さんは良いのかもしれないけど。つぶやきシローとかさ。
でも、たいていの人はライブに行くわけでもなく、下手するとテレビが活動の全てだと思ってたりして。いつだって人の目は盲点だらけで、氷山よりも多くのことが見えてないのよ。
…怖いわね。
目の前で村上春樹を読んでいるお姉さんは、きっと文豪の名作は知っていても、「おれ、謝らねぇよ。」という名言は知らない。
誕生日に特別な気持ちで電車に乗っても、隣のサラリーマンは相も変わらず無神経に大股を開くのよ。そして、もし今隣にいる人の今日が特別な日でも、気の利いた一言も言うことができないのね。