承前
山形蔵王の樹氷を見るため、旅の計画を立てる。
クルマがアレなので、大人の休日倶楽部ミドルに入会し、一筆書き切符を手にいれる。
水戸線〜東北本線(宇都宮線)〜奥羽本線(山形新幹線)と乗り継いで山形到着。
ホテルにチェックイン後、駅周辺散策からの居酒屋のおみくじで大吉を引く。
本編に書き忘れたが、この居酒屋で小銭の入ったポチ袋ももらった。
大人のお年玉、その気持ちが嬉しい。
山形駅近くのホテルで一夜を過ごし、バス出発の時間まで駅周辺を散策。
そしてバスに乗り、山交バス蔵王温泉バスターミナル到着、ロープウェイとご対面いたした。
ロープーウェイが標高を上げていくごとに世界は白くなり、頂上駅で表に出たときにはほぼ何も見えない状態となっていた。
2022年2月17日 木曜日
燃料補給も済んだし、外に出てみるか。
うん、白いな。1314
ガスが薄くなれば少しは見えるという状況。
残念な視界の中、己の耐寒テストもしたくないので、天気の変化に期待して一旦屋内退避。1315
少し明るくなった隙にまた外へ出る。1319
樹氷見学に訪れる客の少ない割合だが、冬山を舐めてんのかという服装で外へ出ていく者がいる。
若いカップル、スノーシューをレンタルし、上半身だけはそれなりの服装だが、足元はスニーカーにくるぶし下の丈の短い靴下で、その上は皮膚が露出。
スノーシューで雪上を少し歩くも、敢えなく数分で歩行断念。
足首上部は真っ赤になっていた。
体育会系男子大学生集団は、競技の遠征ついでに樹氷見学、揃いのチーム名入りスウェット上下+街歩き用上着でデッキに出たものの、瞬殺で屋内退避。
「さみー!」の連呼。
当たり前だ。
視界が不安定なので、こちらも屋内に避難。1329
少しでも景色が見えると、カメラを持った連中がここぞとばかりに外へ出る。
さあ、今だ!1334
あんまり見えんな。
一時避難、レストラン山頂。1355
窓越しの樹氷。
場所だけ借りるのも申し訳ないので、コーヒーを注文。1420
体温を上げるためのプロテイン摂取。
糖分は即効のエネルギー、プロテインは持続性の熱になるのは豆。
再び窓越し。1459
コーヒーを飲み終え、最後の勝負に挑む。
1507から。
それっぽく見えるようになってきた。
目の前はスキー場。1512
視界が安定しない。
1540
なかなかの眺めじゃないか。
また世界が白くなってきた、もう諦めよう。
ロープウェイに乗って下山。1637
中継地点。1646
弱々しい冬の夕焼け。1653
ロープウェイを降りる。1655
雪は降らなかったものの、ガスに邪魔をされ文字通りモヤモヤが残る微妙な天候。
こいつはリベンジ案件確定。
ということで、いつかまた参上するぞ!
そして宿のチェックインにつづく。