本読みとしては、週末の新聞の書評が楽しみのひとつ。
「書評家」で検索した結果、ALL REVIEWSというサイトを見つけるの巻。
趣旨は「明治以来活字メディアに発表されたすべての書評を閲覧可能にしていく」とのこと。
道理で故人の書評も載ってるわけだ。
出版界を盛り上げようという心意気です。
いたく共感した結果、ちょうど二次募集をしていた友の会にも参加。
運営は赤字続きだそうなので、ささやかな応援です。
最近、どんどん来る新たな依頼の波に身を任せていたら時間が詰まりなかなか「始める」ことに意欲が湧かなかったがライトに出来ることを始めてみた。
友の会にはクローズドなSNSグループがあり、参加されている方のプロフィールも現在確認中。
好きな作家さんもバラエティに富んでいるしバックグラウンドも様々。おひとりおひとり興味深いです。
なんと受賞歴がある作家さんも複数いて衝撃だったりもします。
遊び心と優しさを併せ持っていて、あらためてホッとしている。
(互いの知識をひけらかす意識高い場だと疲れる、そして私に知識はない)
で、主宰の鹿島茂さん。フランス文学の大御所さん。
会員さんに鹿島さんのファンの方もたくさんいらっしゃるため
前知識が少ないのも失礼かなと読み始めたのが近著の「小林一三 - 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター」。
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小林一三 - 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター (単行本)
2,160円
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阪急グループの創業者、小林一三さん。
阪急電車、阪急百貨店にお世話になり育った身。
また祖父は戦前、宝塚の演出家かつ「歌劇」の編集だったので、あの小林一三さんと祖父は上司部下の関係でした。
本には宝塚に関するくだりもあり興味深く読んでいる最中です。
先日おそるおそる、たまたま会社そばで開かれたALL REVIEWS友の会オフ会にも顔をだしました。
ネットでのやりとり雰囲気通り、本が好きないい方ばかりでホッとする場。
活動に積極参加する時間がとれないのがなかなか残念ですが、
ささやかな出版界への応援と個人的な息抜きの場ができプライベートごとで久々にワクワクしています。