ここ2週間。週末に本屋に行っては欲しかった本を購入と
回遊して仕事がらみで気になった本をドカ買い。
2月からじっくり読みたい!と思っていた
「人間に格はないー石川経夫と2000年代の労働市場」をはじめ
仕事に緩やかに絡みそうな本を乱読しまくっている。雑誌から新書から・・・・・・。
(小説は読みたいけど旅に行くとき読もっ)
人間に格はない―石川経夫と2000年代の労働市場/玄田 有史
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玄田先生は、ここ5年。勝手にファンなので(笑)
たとえ、テーマが仕事と遠くとも個人的に必読。今回の本は2つおいしかった(^^)
1.玄田先生の師匠に対する想いやスタンスがコラムなどから垣間見れる
2.論文としても面白い。雇われて働く個人を集めた統計分析で全体感をつかんでいる。
テーマとして、「格差」「氷河期」「非正規社員の正社員化」「長時間労働」「少子化」「教育」
個人事業主や起業家のデータはないが影響や関連はあるので、きーっちりデータ読み込みたい。
れっきとした労働経済学本です。
玄田先生は、本を乱発しないので。
専門分野をきっちりとおさえつつも、師匠石川先生と玄田先生人柄がかなり垣間見れる
この本は本当に興味深い。ハードとソフトの融合?。
ホント、著書の出し方(タイミング・数・出版元など)とか
中身へのこだわりには、著者の人柄が出るなー。と思うわけです。
もう二冊、人柄が表れてるなー。というのが以下。
そうそう、以前も書いたがR時代に下で仕事をさせてもらってしびれた担当役員が
退職後出版した本。「HotPepperミラクルストーリー
」。
これも人柄が非常に出てます(笑)
ぜーーーーったい、イラスト細部にまでこだわったでしょう(--;とか。
平尾さんの私のイメージ「一気通貫」ぷりが徹底されている。
そうそう、先日校長先生になると書いた平川理恵さんの著書もいつも唸らされます。
http://colabolabo.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/2_4087.html
上の3名の方は、直接お話もさせていただいたことがあるので
著書を読むと、人柄を思い浮かべながら読めるのでさらに楽しい。
本を出版する(集大成のアウトプット)ってパワーがいるもんなんだろうなぁ。。。
もちろん読む著書はお会いしたことがない書き手さんのものが大半なので、
自伝的なものでない本を読むとき、勝手に文体や内容、これまでの著書を見ながら
著者の人柄やら背景を想像するのも読書の楽しみだなーと思う。