クルルとモアの関係分析
『ケロロ軍曹』最新17巻、ようやく読みました。
いや~、いつものようにモアちゃんがかわいいですねぇ
この巻ではメイン話はありませんでしたが、コンスタントに出番があった点がよかったと思います。モアちゃん、そんなに引っ張ったらちぎれちゃうってw。
ここ数巻は出番が多めな傾向が続いているのでいいことですね
一時期は恐ろしいほど出番がありませんでしたからね・・・。
アニメではあまり描かれませんが、マンガの方ではモアがクルルと一緒にいるシーンって結構多いですよね。オペレーターコンビみたいな感じで。
クルルは太陽のように眩しいモアが「苦手」で、小隊の任務上一番接触するにも関わらず常に一定の距離を保とうとします。
しかし小隊のために献身的に働くモアを少なからず気にかけていることは確かで、面倒くさがりな性格にも関わらず、クルルはモアが危機に陥った時には何とかして救いの方法を見つけ出そうと手段を巡らし、結果的に窮地を脱するための暗躍を果たしています。
アンゴル族というモアのおかれた立場を小隊のなかで最も深く理解しているのは間違いなくクルルでしょう。
またモアの方もクルルを他の隊員とは違う目で見ているのは確実でしょう。
仕事とはいえ陰湿なクルルと共に行動することにまったくの抵抗感を見せないのは彼女の性格に依るところもあるかと思いますが、それ以上に自分の上役に対する尊敬の念が強いからなのだと思います。それに、そもそもモアはクルルを陰湿だとは認識していないように思えます。モアにとってクルルは純粋な尊敬を感じることができる隊員なのではないでしょうか。
ケロロに対する憧れ(?)とは違う、パートナーに対する信頼がそこにはあるのだと思います。
記号的表現上は光と影のコンビとして対立する概念のように設定されているけれど、実はお互いに少なからず信頼し合った仲として描かれているという、なんとも不安定だが面白い関係が構築されているなと思います。
やはり私にとっては、「ケロロとモア」でも「クルルと623」でもなく、「クルルとモア」のコンビが一番しっくりくるところがあります。
しかし、これはあくまでマンガ(原作)版の話。
陰湿で嫌味な奴だが、クールな性格を持ち最後には頼りにできるカッコよさがあるという、クルル本来のキャラ設定が原作ではまだ変わっていないけれど、アニメではクルルのキャラがほとんど壊れてしまっているので、アニメでこの関係が展開されるのはもう無理かなとw。