yashimaiです
清々しい梅雨の晴れ間
もあっという間
雨が降りそうな空気〜

でもこの湿気を帯びた風は
夏がもう始まっている証拠
去年の夏は、大きくなってきたお腹で、旦那くんと2人旅しましたが
今年は3人旅
これからどんどん
一緒にいろーんな経験ができたら最高です
そんな新メンバーの誕生エピソードも、いよいよクライマックスなのであります

今回はかなりリアルに描写し
ていますので、閲覧注意です(笑)
10月10日
『今日は出します』
朝の診察で、そう告げられ
また、陣痛促進剤の投与が始まりました
連日で投与すると効きやすいとのことで、期待しましたが、、、
やはり
タイムリミットは今日いっぱい。。。
お昼の診察の結果
強制的に陣痛を起こさせるため、人工破膜(鉗子などをつかって人工的に羊膜を破り破水させること)で、残っている羊水を全て出すことになりました
全て受け入れると誓ったけども、、
私の緊張はマックス
鉗子が入り、羊膜を挟まれても痛くはない
バチッという感覚と共に、一気に羊水が流れ出す
まるで緩い海にお尻から浸かっていくようぅ
思わず「ぅわぁ〜」と、驚きの声をあげてしまった(笑)
そして陣痛促進剤もおかわり
バランスボールに座り、しばらくすると
今まで感じたことのないような、腰から骨盤にかけての重怠さが始まった
これが陣痛なのか
どうやら来たようである

これから、この感覚と共に赤ちゃんが降りてくる。。。
子宮口がしっかり開いて頭が出始めるまでは、いきまず息を吐いて力を抜いていく

仕事を休んで朝から立ち会っている旦那くんが、腰をさすってくれていたが
骨盤の内側から外側へ、なんとも言えぬ圧迫感が、だんだん強くなってくると
余裕もなくなってくる

陣痛は痛いか
痛くないか
たぶん痛いという言葉が近い
バランスボールでは姿勢が保てなくなり、ユラユラする椅子に前屈みにもたれた
フーフーしすぎて(笑)なんだか酸欠で意識朦朧
陣痛の波はどんどん大きくなって、間隔も短くなる
次第に座ってもいられなくなり、ベッドの上でよつばいに。。。
気付けば、痛いという感覚をとうに超えたところに達していた
いわば
トランス状態
気を抜いたら、意識を失いそう
いま気絶したら、お腹を斬られてしまう〜
どうしても産道から産みたかった私は必死
冷たいおしぼりで気附しつつ
痛みを逃がすためにも、、意識を失わないためにも、、
声を出しながら息をはいて
正気を保つ
正気を保つそして陣痛の波の頂点が続くようになると、もうよつばいも崩れてうつ伏せに近い状態
旦那くんは、お腹に付けたモニターで陣痛の波を確認しながら、練習していた必殺尾骨圧迫(男性の力で押してもらうと少し楽なので、両親学級で伝授される)で絶えずサポートしてくれた
子宮口もしっかり開いてきている

いよいよ、いわゆる西洋医学的な出産の体制でいきんでみたが、なかなか出ない
赤ちゃんが降りてくるよう体制を変えて、また陣痛を逃し



いきんで、、体制を変えて、、
何度か繰り返すものの、出、出ない

どうやら赤ちゃんの頭が恥骨に引っかかっているよう

羊水抜かれちゃってるので、骨同士がガチコン当たって、陣痛のたびにもう悲鳴
しかもここにきて、陣痛の間隔が開いてしまった。。。
私を取り囲む助産師さんや先生たちがザワつく
え
何が起きている
『このままヤシマさんの力だけで産むのは難しそうなので、お手伝いしますね。
鉗子分娩にトライして、それでも出なかったら帝王切開になります』
マジか
帝王切開=お腹を切って赤ちゃんを出す
鉗子分娩=産道から、鉗子で赤ちゃんを挟んで引っ張り出す
ここまで頑張って、帝王切開になってたまるか〜
自分の力で産めない無念さはあるけど、鉗子分娩なら、まだ産道から産める望みはある
おそらく人生で一番、肉体が悲鳴をあげているであろうときに、なぜか「逃げ出したい」とは思わない自分がいた
女性の強さとは、こういうところなのかもしれない
しかし、まどろっこしい承諾書とかどーでもいーから
はやくしてーーー
現代の医療現場の短所ったらない(笑)
そんなこんなで
開いた脚の上に滅菌布が広げられ
慌ただしく鉗子分娩の準備が整えられた
たぶん局部麻酔をしたと思うけど、、
鉗子を入れるため、かなり深く会陰切開された感覚
私の頭側で手を握ってくれていた旦那くん曰く、血しぶきが飛んだのが見えたそうな
(笑)
(笑)産道を開く器具が入り、その間から鉗子で赤ちゃんの頭をつかんだらしい
『はい!いきんでください!』
そこからは、とにかく陣痛の波
に合わせて
私いきむ〜〜〜
先生たち赤ちゃんを引っ張る〜〜〜
何度か繰り返すと、、、
赤ちゃんの頭が、狭い産道をかなり無理やり通り抜けるような感覚が、一気に走り去った








再び周りがザワつく。。
そして、赤ちゃんの泣き声
テレビや映画でよくあるようなシーン
『オギャー』って
え
終わったの
放心状態の私はされるがまま
後産や会陰の縫合が進む
全て終わると、生まれたばかりの赤ちゃんが胸に乗せられた

カンガルーケアというやつです
自分の胸から、小さな呼吸と鼓動、体温、肉感が感じられると
なんとも言葉にならない感情が込み上げて
涙がたくさん溢れてきました
疲労と痛みでぜんぜん動かないカラダの中で、魂が高揚で震えているのがわかったのです
この瞬間は、きっと忘れることのできない、私にとって人生で一番の宝物
生まれてきた子に、初めて伝えた気持ちは
『ありがとう』でした
そして、とんでもなく辛い最中に、ずっと側で支えてくれた旦那くん
彼がいなかったら、最後まで強い気持ちで頑張れなかった
お互いに『ありがとう』を伝え合うことができて、夫婦の絆も深まったと思います

happyすぎるこの夜
出産Highで全く寝付けず

生まれて初めて睡眠導入剤なるものを服用したのでした(笑)
つづく
