はぁ〜〜、
終わりました、
仁左衛門さま、玉三郎さま
「桜姫東文章 下の巻」@歌舞伎座。
しばし、興奮さめやらず。
4月の上の巻に続き、
36年ぶりのおふたりの桜姫。
あっという間の完売で、
プラチナチケットになるのも
むべなるかな。
取れて本当によかったです。
仁左衛門さまは、
落ちぶれてストーカーと
化した破戒僧「清玄」、
生き生きと生命力に溢れる極悪人
「釣鐘権助」
この二役を早替わり。
加えて大詰めでは
立派な大友頼国として
三役めで登場、これにはびっくり。
なんてったって、70代後半ですよ、
立派な後期高齢者。
なのにこの色気、身体能力!
すごい、、ため息。。
玉さまは、
悪い男によって女郎に売られて
この世の底辺を見た、アダな女と、
育ちのいい姫、
この両面を可愛く艶っぽく、
そして強く演じて、
やっぱり流石の玉さま!
巡り巡って自分の子を殺し、
御家の復興のため愛する男を殺し、
結局のところ、
自分自身の「心」をも殺す桜姫。
間違いなく、これは傑作です!
でも、でもね、
4月の上の巻にあったような、
息詰まる濃密なエロスはなく。。
そこはちょっと、物足りない。。
#歌舞伎座 #桜姫東文章 #玉三郎 #仁左衛門 #玉さま #ニザさま #エロス