瞬殺で完売したプラチナチケットですが、その価値あり!とーっても楽しめましたー!!
地球の再生、人間とそれ以外の生き物との"友愛"、、時代を超えた壮大な物語は、軽く今風に言ってしまえばサステイナビリティ、ダイバーシティ、なのだけれど、
宮崎駿の漫画に沿って繰り広げられる世界観は、きちんとテーマを押さえながらあくまでも歌舞伎エンターテイメント。先年の「マハーバーラタ」よりもずっと練れて良い作品になっていました。
特に宙乗り目当てで二階花道上席を買っていたので、こちらに向けて真っ直ぐ宙を進んでくる菊さま、その凛々しく、かつ可憐なお姿にドキドキ、うっとり。
夜の部の歌舞伎的見せ場は、右近クンと歌昇クンの若々しい獅子の毛振り。これは一階席で見たけど、もっと花道寄りの迫力ある席で観たかったわー。
新作の昼夜通し狂言は、なんと江戸時代以来の大英断だそうで、興行元 松竹の期待と信頼がヒシヒシと伝わってきました。
舞台上の事故で負傷中の菊之助さま、それに応えて、まったく痛みや傷を感じさせない素晴らしいナウシカを演じていました。歌舞伎俳優としての凄み、出てきましたね。
先輩からいただいたアドバイス通り、イヤホンガイドを借りたおかげで、物語の筋を追うだけでなく、その裏側や見所もしっかりわかり、とても有意義な鑑賞ができました。
新年早々舞台を映画化したディレイロードショーが決定しています。
私ももう一度シネマでディテールまで楽しんで復習したいと思います!
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