夏恒例の二拠点生活を送る前に、東京でしか見れない展覧会をいくつか、、今回は約1時間かけて横浜みなとみらい 横浜美術館へ。
ここでは、あの三渓園を作った原三溪 生誕150年・没後80年を記念した大展覧会「原三渓の美術」が開催されています。
上野の西洋美術館で開催中の松方コレクションを作り上げた松方幸次郎と同じように、
実業家として大成功を収め、
その財力を注ぎ込んで、約5000点の美術品を収集した三渓。
そして両者とも、その美術品を独り占めすることなく、一般人にも見られるように配慮した、その人間力も共通するところがあるのです。
松方コレクションと違うのは、収集品が日本の古美術を中心にした事と、
三渓自身が実業家であると同時に、才能のあるアーチストであり、
また美術品の価値を見極める、優れた鑑識眼の持ち主であったこと。
収集品の中には、後に国宝や重要文化財として指定を受けたものがいくつか含まれ、
中でも今回展示の目玉となっている
国宝「孔雀明王像」の素晴らしさと言ったら!!
これ一枚見るだけでも横浜まで出かける価値があるというものです。
原三溪の最高傑作、と言われる庭園 三渓園にも、久しぶりにまた行ってみたくなりました。
西洋美術を集めた松方幸次郎、日本古美術を集めた原三溪。
両方のコレクションを同じ時期に日本で見られる幸せを噛み締めています。
https://harasankei2019.exhn.jp/outline/
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