東京にある大型書店を訪れてみた感想を書いてみました。
1.丸善 丸の内本店
今一番使っている本屋『丸善』の本店です。とにかくビジネスとトレンドに敏感な本が多数並んでいます。
1階を見て回るだけで、現状のトレンド・最新刊をかなり網羅的に知ることができます。これが非常に便利でありつつ、どうしても本に手が伸びてしまいます。
さらに、3階もかなり秀逸です。医学・ITは幅広い雑誌も置いてある珍しい書店でもあります。
自分の興味のある本がないことはないのではないでしょうか。そのくらいの蔵書数、見せ方です。棚は高すぎてどうやって上の本を取るのかは謎です。
2.ジュンク堂書店 池袋本店
東京一、売り場面積が広い『ジュンク堂書店』の本店です。「充実した品揃え」というコンセプトを体現していて、とにかく所蔵数が半端ないです。
ここにない本はおそらくないでしょう。欲しいけど珍しい本であるならば、間違いなく置いてあるはずで手に入れることができます。
数だけにとどまらず、1階の置いてある本も他店舗になく独自路線です。売れ筋の他に、出版イベントに関連したもの、世間のニーズを読んだ物が置かれていてみるだけでも面白いです。
難点は2階以上は倉庫的な印象が強く、ジャケット買いの機会は少ないかもしれません。選択肢が多すぎて結局買わない「決定回避の法則」が働いてしまっているかもしれません。
3.紀伊國屋書店 新宿本店
2022年に大きく生まれ変わった『紀伊国屋書店』の本店です。「未来志向の原点回帰」をコンセプトとし、明るく広い店内が印象的になりました。
とにかく店内が歩きやすく明るくゆったりしている点が良いです。本はジャンル分けがきちんとされていて配置が非常にわかりやすいです。一部ですが椅子が設置されていて休憩できる点も良いです。
1階はふらっと入れてトレンドや人気な本を気軽にザッピングできますし、配置もかなりオシャレです。一歩入ると本が欲しくなります。
4.【仮店舗運営】三省堂書店 神保町本店(小川町仮店舗)
一番長くお世話になっている本屋『三省堂』の本店です。本の購入金額はダントツ1番です。今は仮店舗運営で、2026年までには元の場所に戻るそうです。
『本のアトラクション』かと思わせる見せ方、選書、ランキングなど本に関してかなり考えられている売り方がされていました。まさに知の結晶とも取れる場所でした。
最新本の入れ替わりは激しいですが、人気な本はランキングとして残っているので今のトレンドや売れ筋がわかりやすいです。気になった本を買ってみると、本当に面白い本が多かったです。
5.【閉店】八重洲ブックセンター本店
東京駅八重洲中央口から歩いてすぐ、8階建てからなる大型書店『八重洲ブックセンター』の本店です。建物建て替えに伴い2023年3月に閉店し、2028年に戻ってくる予定です。
実はここで買ったことがありません。ただし、休日にはかなりの頻度で行っていました。2階・1階に併設されていたDOUTORが非常に便利だったため、本を観たりカフェでのんびりしたりと滞在時間は長かったです。
本を買ったことがない理由でもあるのですが、本屋としての特色が薄かったように感じました。東京駅の反対口にある丸善はビジネス色やトレンド色が強いことからよく使っているため、そこと比較するとこちらの1階の見せ方にあまりハマりませんでした。
6.【閉店】有隣堂 ヨドバシAKIBA店
台東区には本屋が少ないです。そのため、台東区民にはかなり便利な書店だったのが『有隣堂 ヨドバシAKIBA店』です。2023年1月でフロア改装に伴い閉店しています。本店は伊勢佐木町本店です。
秋葉原にある立地柄、漫画やライトノベルなどのアニメ・漫画産業に紐づく作品が充実していました。同建物にあった三省堂はかなり小さかったことから、こちらを利用する人も多かったのではないでしょうか。
ビジネス系も充実しており、紹介している本と紹介の仕方が他店舗になりやり方でその点がかなり興味をそそっていました。
今、YouTubeで人気を博している『有隣堂しか知らない世界』チャンネルでもおなじみの本屋です。