遡ること数ヶ月前
店の新規かつフリーで来店した客、ヤマモト(仮)
私は顔を見た瞬間思ったのが
『うわっ最悪』
※勿論ポーカーフェイスで態度には微塵も出さない
何故ならこいつ
過剰店の元本指客だった
へんな幾何学模様の上着、日焼けした肌、坊主頭
全てに見覚えがあった
間違いない、手癖の悪いあいつだ
「初めまして」
対面して私は涼しい顔して言った
お前など知らん
ヤマモトはフリーで来たから私が誰なのかも知らない
名乗らないし、仮に訊かれても答えるつもりは無かった
過剰店の元本指客なんて、ここの店にとっちゃ最も招かれざる客だ
施術を開始し、さもよく解ってるテイで身体の歪みやコリの具合を見る
※過剰店に居た頃とは雲泥の差だから実際に解る
ヤマモト「整体師さんなんですか?」
私「ええ、まあ、そんなとこです」
向こうは過去に指名していた私だと気付いたのかも気付いてないのかも分からないが、そんな事は興味無い
私が居るこの店はディープリンパすらない正真正銘の土建店だ
施術直前には膨張していたヤマモトのキモい粗末なチンはみるみる縮んでいった
ハイ、終了
何も無い完全土建が確定したのでヤマモトは手癖の悪さも発揮する事無く、そそくさと帰って行った
最後まで名前も訊かれなかったし何年も前の私の事は忘れているようだった
何故ここへ来た?
変に冒険しないで過剰店行ってりゃいいじゃん
こっち来んなよ
え?真面目にリラクゼーションを受けに来たのかもしれないって??
あー違うよ、あわ欲ばで来たのバレバレ
施術直前のあの膨らんだ紙パンツが証拠
施術中も少し圧かけただけで「いや、めちゃ優しめでいいです」→いちいち痛がりペタマ並みの弱さ希望
ちゃんと施術受けに来た客と違うのは明らかだった
いつかはグレー店に居た頃の元本指客とも会う事はあるだろうと思ってた
だけどあの時の源氏名さん(私)はもういない
自ら殺したから
絶対に本人だと認めるつもりはない