【映画紹介】伝記物リベンジ | 超短編!

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「ゴヤ」


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「宮廷画家ゴヤは見た」で見事に伝記物見たい感をスカされたのですが、見比べようというつもりでかりていたもう一本が見たまんまシンプルなタイトルの「ゴヤ」。

これは間違いなくの伝記物でした。
ゴヤの生涯を描いたというよりは、晩年のゴヤの疲れた感じと、そんな中で振り返る若き日々との対比で見せていくという構成。
ストーリー性は希薄な為、気を抜くとつつつーーーーっ上っ面の画面を見続けたまま時間が過ぎてしまうようなとこがあります。
この監督、きっとゴダール映画好きだっただろうなー、みたいな雰囲気。
一人語り。
淡々と。
哲学的な感じで。

映像的には何だかミョーに演劇的な雰囲気で、ロケ的なシーンはほとんど見られない。
表現が抽象的で大道具と小道具だけで場面を作ってます。
ひょっとしたら元々芝居用の脚本から作った映画なのかも知れません。
インパクトは薄いのですが、悪い映画じゃない。
たぶん記憶に残るようなものではないけれど、損をした気にはならない。
何かしらの「価値」は確かにあるかな、と。

オススメしまーす!
とはなかなか積極的には言う気になれないけど、「これも映画」かと。
ひとりの天才の内面を追っていった作品なので、その人知れない苦悩とか苦労とか狂気とかを垣間見れるのは(まあ作者の解釈はあると思いますが)、何かしら学ぶものがありますね。

良作でした。




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