内容が排泄関係のものなので

ご注意ください。




母が緊急入院するまでの約1年間。

からだが不自由になって外出もできなく

なった母の介助をしてました。


私がキツイと思ったのは


母の暴言

排泄の始末


この二つでした。



特に排泄の始末は何度やっても慣れる事はなく・・・


筋肉が衰えてるのか病気のせいか

我慢する という事が困難になってました。


腸の働きが弱くなってるせいか、

よく便秘になっていたようです。


苦しくて仕方ないといって、

弱い下剤を飲むんですが、

飲むと下痢になる⇒我慢できず・・・


という悲惨な事に。


後始末をきちんと出来ないので

私が手伝おうとすると、

「来るな」と激怒します。


でも便のついた足で歩き回るため

家中ものすごい悪臭です。

想像を絶する臭さです。

下着やズボンを洗った

お風呂場の排水溝は便だらけ・・・




普段の生活では、

目立ったのはおなら。

食事中でも我慢ができない、と。


そのうち


母の身体から常に大便臭がするようになりました。


やはりプライドがあるのか

指摘すると激しく怒り出すので

私が匂いを我慢するしかありませんでした。


いつも居間で食事をするのですが、それが苦痛でした。

母は嗅覚も衰えているせいか、

自分の匂いに気付いていない様子でした。


大便の匂いのする部屋で食事か摂れますか・・・?


きちんと紙で拭けていないのだろうと思ってましたが、

ある日廊下に大便がぽろぽろと落ちていたので

さすがに問い詰めると・・・


気付かないうちに出ている・出ているのが分からない

との事でした。



さすがにこれではたまらないと、

パンツ型のおむつを使用してもらいました。

漏らして汚しても捨てるだけで済むので

本人も楽だと喜んでいました。


とりあえずこれで一安心と思いきや・・・


母はオムツを自分で履くことすら困難になってきました。

オムツを履いていてもトイレの便座をよく汚していて、

毎回私が洗っていました。


ある時はオムツをきちんと履けていなくて

カーペットが尿で汚れていました。

私が驚いてきちんと履かせようとすると

「お前のせいだ」

と激しく怒鳴られる始末。


そんなこんなで気の休まらない日々が

続いていたある日、母の様子が急変して入院。

現在に至ります。

  




病院や施設では、当たり前に

おむつ交換

という作業があります。


てきぱきと手馴れた感じで職員さんが

こなしている様子を見て

凄いなぁと毎回思います。


私はあの匂いだけで具合が悪くなり

食事が摂れなくなります。


自分の排泄物も見るのが嫌ですぐ

流してしまうくらいなので、

本当にダメなのかもしれません・・・。



思うのは、


自分もいずれは年をとって

母のようになるんだろうなと。

正直怖いです。

 

 




申し込みをしてから1ヶ月ちょっとで

特養から入園できますよ

とのお返事をいただきました。


今居る老健の職員さんも驚いてましたよ。

こんなに早く決まるのは稀だそうです。

(多床室待ちで)


確かにウチは

要介護5で事情により自宅介護が

困難ではありますが、

この状態でも1年半は待つのは

ザラな地域に住んでます。


その施設さんのタイミングというのもあって、

ちょうど亡くなられた方が複数人いらっしゃって

空きが出たそうなのです。





特養の1ヶ月に掛かる料金は6万円台。(第3段階)

プラス薬代を入れたら7万円弱くらいでしょうか。


特養は薬代が掛かりますので、

金額的には老健よりやや安い程度の差しかでません。


これでもうちの場合はギリギリか赤字になります。

家のローンがありますからね・・・。

私が仕事を増やすしかありません。


特養が決まっても手放しで喜べない状態は

変わりません。



さてこれからまた色々な手続きが必要になります。

仕事をしながら自分ひとりで動かなければ

ならないので、体力勝負になるでしょう。

仕事休みはほぼ潰れますので。


老人介護施設には週に1~2回面会に

行ってます。


まず会うと大泣き。

これは感情失禁のせいもあるのでいいとして・・・


少しでも嫌だと感じると泣き喚きます。

いやだいやだ 等々。


機嫌を損ねた幼い子が、

駄々をこねながら泣いている姿を

見たことがあると思いますが、


まんまあの感じです。




老人介護施設の認知症フロアは、

比較的しっかりしてる(ように見える)方も

多いです。


歩ける・自分で座れる

トイレに行く

TVを見る

自分でご飯を食べる・飲み物を飲む

歯磨き・手ふき

会話をする


私の母が出来ない事をやってる姿を見て

羨ましいなと感じます。


ただ、動ける認知症は後々症状が進んだ時は

大変になってくるのでしょう。




そして入所者のタイプも色々なんですね。


ざっと見た目だけだと・・・


短気な人

朗らかな人

かわいい感じの人

お洒落な人

お喋りな人

黙々と何かをやり続ける人

問題行動を繰り返し目の離せない人


うちの母は、無気力に車椅子に座ってるだけ。

他の人との会話は殆どしないようです。



母が唯一積極性を見せるのが食事。

でも私が見る限りでは、自分でスプーンを

使って食事をするのは無理に等しいです。


利き手の右側が麻痺しているので、

左手での作業。

さらには物の識別がほぼ出来ません。


なので今日の食事開始時、いきなり

(持たされた)スプーンの柄を口に入れてました。

スプーンに乗せられたご飯は、

ボトボトとエプロンの上に・・・。


毎食毎食、こんな感じで大丈夫なのかなと

不安になります。


もちろん職員さんが手助けしてくれますが、

一人で何人も介助しているので、

あまり手が回らないと思います。

 

 

何件も施設を訪問して気が付いたのは・・・

どこも介護士の募集をしていた事です。

足りないみたいですね・・・入れ替わりが激しいみたい。



必要な物ですが、

病院と施設では結構違います。

そして持ち込んだものにはすべて名前を書き込みます。


必要な物やかかる費用は

病院や施設によって違いがあります。


病院では家族の同意を得て拘束行為ができますが、

施設ではよほどの緊急時でない限りはできません。

(ベッドや車椅子のベルト・手足を縛る・4点柵・つなぎ服等)




◆オムツ

緊急病院ではオムツ・尿パットは持ち込みでした。

オムツは高額なので、安いお店で購入して持って行きます

すぐに無くなるので、これが結構大変でした。


普通の病院では、病院指定のものを使います。

しかし一日千円前後はするので、金銭的に痛いです。

交換する回数は病院によって決まってます。

汚染が酷い時にはそれ以外にも交換・・・と言われましたが

悲しい事に(ウチの場合)されていなかったようです。


老人施設ではまず最初に、1ヶ月に掛かる費用総額を

教えてくれると思います。

その中にオムツ代も(すべて)入ってます。

リーズナブルだと思いました。


在宅介護の場合は、市に申請すれば安くオムツを

購入できるようですね。



◆タオル・着替え

病院では寝間着(前開きのもの)。リースしてもOK。

リース代は病院によって色々。

ウチではつなぎ型のもの(脱いでしまうので)を

リースしてましたが、一日400円でした。これも痛い出費。

つなぎ型のものは施設では使えないので購入はしませんでした。

求められたら靴下も。

タオルは自宅から持ち込み。


施設では通常、寝るときも部屋着です。

希望者はパジャマに着替える事もあるみたい。

なので部屋でゆっくりくつろぐ時に着ているような服でOK。

オムツに手を突っ込む・弄便をする方でも

基本、つなぎは着用しません。

特養以外の老人施設では、業者に頼むか自宅で洗濯か。

面会回数にもよるけど最低上下7着セット用意します。

お風呂時の着替え以外でも汚してしまうので、

特にズボンは多めに用意しました。

靴下も用意します。

タオルは施設のものを使います。これだけでも楽です・・・。



◆身の回り品

まず靴。比較的きちんと歩ける場合

病院ではサンダルでも可。足が不自由・リハビリをする方は

専用の靴を買います。

病院の売店で売ってるものでもいいかと。二千円くらいかな。


施設では生活の場として毎日を過ごすので、

きちんとした介護シューズを求められます。

特に足の不自由な方は、マジックテープ調節が自由に出来るもの。

靴底がしっかりした物(ふわふわだと安定感に欠けます)

5千円くらいの物がやはりいいです。


前掛け

病院では必要なし。

施設では求められますので購入。食事の時に使用。

首マジックテープで長さ1mほどのもの。つるつる素材。

上手く食べられなくてこぼした時、衣類の汚れを防ぐためです。

介護士も介助しますが、基本自分で食事をします。

それもトレーニングになるので。


歯磨き・コップ

櫛はいらないようです。

歯磨きコップ(プラスチック)・歯ブラシは通常のものでOK。

お茶用コップは施設のものを使用しますが、上手く持てない

すぐこぼしてしまう・上手く飲めない人は、蓋付きの

ストローがささるタイプのものを用意します。

100円ショップで購入しました。

病院では「吸いのみ」も使います。


箱ティッシュ

病院では必要です。

施設では用意する必要はありません。


車椅子用クッション

病院では必要なし。

施設では車椅子で長時間過ごす場合は必要になります。

種類は色々で、本人の状態に合った物を購入しますが、

結構いい値段なので施設職員の方によく聞いてから

選んだほうがいいです。洗濯ができるものを。


ランドリーバック

病院では大きめのビニール袋(買い物で使う物)数枚を用意します。

施設では、お風呂時の着替え・汚れ物を入れる袋を2~3枚。

ナイロン製のもの、100円ショップで購入しました。


*手に入れにくい介護用品は、ネットで購入。

難点は、画像だとちょっと分かりづらいってくらい。

アマゾンだと送料も掛からないので楽でお得。



◆嗜好品

病院では病気やからだの状態を見て、看護師の許可を貰い

食べ物・飲み物の差し入れをします。


施設では食事に影響の無い範囲でなら持込みできます。

カロリーや水分量をきちんとチェックしているので、

職員に声掛けはした方がいいと思います。

私が差し入れたのは

 チョコレート・和菓子(袋に詰めて職員の方に渡す)

 ノンアルコールビール

 粉末ポカリ

本人の拘りが強い場合はそれに合った物を施設に預けてます。

ウチの場合はお茶が嫌いなので、時々職員さんが

コーヒーを作ってくれます。

(コーヒーはあるものを使用するので必要ないと言われました)

*食事・水分摂取はとても大切です。

本人が拒否すると施設職員も家族も困ります。

ウチは水分をなかなか摂ってくれないので(拒絶される)

あの手この手状態です。



◆身の回り品2

老人施設のお部屋を見ると、自分の部屋のように

色々と物が置かれています。特養は終の住処となるので

特にその傾向が強いようです。

しかし認知症状の進んだ方は自分で管理が出来ないので

それも難しくなります。

症状の重い方(認知等)はフロアーが分けられているので

他の住居者も認知症・・となりますが、基本部屋の出入りは

自由なので物が勝手に持ち出されたりもするみたい。

名前の書けるもの(衣類等)最低限のものを

タンスにしまうだけ。

あくまで本人の認知状態にもよりますが、

進むと殆どのものが認識できなくなりますので・・・。

でも大切な人の写真くらいは飾ってあげたいですね。

ここらへんは家族の気持ち次第になってくるのでしょうか。



◆その他

病院(緊急病院以外)・施設で必ず聞かれ、選択する事。

もしもの時にどうするか・・・です。

容態が急変したり突然何が起こるかわかりません。

そんな時にどうするかの選択をし、同意書を書き

病院や施設に伝えます。


◎何が何でも助けたい(延命措置)・・・

つまりは緊急病院に搬送です。

緊急病院・総合病院は、外来でも入院患者でも

比較的症状が重い方が世話になる病院。

設備も整っていて、殆どの状態に対応できます。

外来は医師の紹介がないと数千円取られます。

そこで出来る限りの治療を受けさせます。


◎出来る範囲で出来るだけの事を・・・

施設や提携病院で、できるだけの処置をします。

状態がかなり悪い場合、施設では出来る事が少ないので

入院となります。(家族に確認します)

延命措置をしないという文書になっていても、

出来る限りの事はしてくれます。



延命措置をしないという選択をする人も多いそうです。

ウチもそうです。

もちろん、長生きして欲しいです。


本人の強い意思でもあり、全介助となって泣いている毎日。

酷い認知症ですが、意識がハッキリすると

死にたいと泣いてます。

言い方は悪いですが、惨めです。楽にしてあげたい。

なので私は、何かあったら寿命だと思っています。




◆要介護5

 脳梗塞・水頭症・てんかん・腰椎圧迫骨折・外傷性硬膜下血腫


◆症状と状態

 認知症・右半身麻痺・言語障害

 高血圧(低くなったり高くなったり不安定)上が70~180変動

 代謝に異常

 (水分を摂らない・足が腫れ上がったように浮腫む・尿路感染)


 身の回りの事(食事・着替え・歯磨き・トイレ等)すべて出来ない、

 全介助

 感情失禁

 歩けない

 病院では身体を起こして動こうとしたり、衣服を脱いでしまうため

 ツナギ型の着衣・腹部の拘束・ベット柵は4箇所すべて取り付ける

 


◆経緯

 2013/秋

 自転車で転倒したのを切欠に、一切外出できなくなる。

 身体の状態は月日が経つほど少しずつ悪くなり、

 私が介助をしていた。

 入院3ヶ月ほど前から、歩行もかなり困難になり、

 排泄も大・小共に失禁

 出ている感覚が分からないと言う(オムツ着用)

 言葉もうまく喋れなくなる よく転倒する


 2014/11緊急入院

 意識障害がかなり酷い状態 最初の診断は外傷性硬膜下血腫

 その後の数回の検査で、脳梗塞・水頭症・てんかん・腰椎圧迫骨折

 と診断


 2014/12

 緊急病院から自宅近くの病院へ転院、約2ヶ月入院

 入院中に老人介護施設を探して入所を決めた。


 2015/2

 老人介護施設に入所

 入所後に特別養護老人ホーム4ヶ所に申し込み



◆選択

 脳のダメージが酷く、良くなるとも限らない水頭症や腰の手術を

 してもかえって転倒の危険性が増す。

 年齢や病状を考慮すると身体への負担も大きいとの事で、

 病院では治すための治療を諦めた。


 自宅での介護は無理な状態と判断

 介護者が私ひとり・他に頼れる者が居ない

 自宅ローンの返済のため、働き続ける必要がある

 (金銭的に生活が苦しい状態)

 私が椎間板症で、介助が困難である(支える事も困難)

 


◆やってきた事

 介護保険の手続き全般

 役所で世帯分離

 介護保険負担限度額認定・医療限度額認定証の手続き

 特養申し込みに必要な認定調査票を貰う手続き

 

 その他

 入院・転院手続き

 介護施設入所手続き

 (必要のない)民間保険の解約・カード類退会

 民間保険の保険金請求手続き数回

 携帯電話の解約

 特養申し込み手続き面談・見学(複数ヶ所)



◆特養に関して

 ウチの状況からすると、優先順位は高いほうではないかと

 言われました。

 それでもまだ、母より大変な方も多いので入所はいつどうなるかは

 わかりません。

 私が面談した施設数箇所はどこも150~200人待機

 とある施設さんの話によると年間に20人ほどの人が入所

 できているとの事

 (状況・タイミングによりかなり変わることもあるそうですが)


 今はユニット型個室の施設が増えてます。イコール料金も高い。

 (減額認定がないと15万程とか、施設により料金は変わります)

 本当に特養を必要としてる人たちには厳しい値段なんだと、

 相談員の方が話してました。

 なので多床室・続いて従来型個室(ユニット型に比べ料金が安い)

 がある施設は、待機人数が多い傾向にあるみたいです。

 待機して入所できるまで、母のからだがもつかどうか・・・



◆思った事

 とにかく一人じゃ大変だという事、つらいです。

 「◆やってきた事」以外に、家事やペットの世話(ペットも家族なので)

 銀行関係・・支払いやお金の管理・工面など

 入院していた時は仕事が終わった後に毎日面会に行ってました。

 車が無いので遠方でも雨の日でも自転車で移動です。

 仕事休みは朝からぎっちりやる事が詰まってしまい、

 休んだ気がしません。


 お金があれば、たまに自分にご褒美もできるけど

 食費や生活費をギリギリまで削ってる状態で惨めなものです。

 父の時も私が一人で全部(葬式まで)やって、続けて母です。

 自分は何のために生きてるのか、先が見えない

 あとどれだけ苦労すればいいのか・・・ 


 それでも自宅介護の精神的・肉体的苦痛や疲れが無い分

 いいのかもしれないです。

 そして私がまだ高齢ではないので、色々動けるのも。


 入院前に1年ちょっと自宅で介助してましたが、疲れ果ててました。

 排泄物の後始末をすると自分が食事が摂れなくなり、

 その繰り返し・・何キロも体重が落ちました。

 親を支えただけで腰に激痛。どうにも出来ず、隣でうめく母を見て

 途方に暮れた事も何度あった事か。心細い毎日。

 一生懸命やっても、母に八つ当たりでしょっちゅう怒鳴られ

 暴言を吐かれ、そんな毎日に疲れていた矢先の緊急入院でした。

 

 しかし、もう家に戻れないであろう母の事を思うと寂しく、悲しいです。

 不思議と、いい思い出・楽しい思い出だけが浮かんできます。

 私よりも、一番つらいのは母でしょう。

 でも、私にはどうしてあげる事もできません・・・。