なんか、ものすごい今更な話なのですが…
西原理恵子さんのお嬢さんの鴨志田ひよさんが
アパートから飛び降りて骨盤骨折。怪我が安定したら精神科へ転院が決まっているとのこと
知らなかったです
私事ではありますが、当時まともな子育て本しかなかった時代(今は発達障害に関する色々な本がありますが)
西原理恵子さんの「毎日母さん」は私の救いでした。
もちろん、過剰表現もたくさんあったとは思いますが、全く普通じゃない長男とその友達のお馬鹿すぎる男子達、それを嘆き、痛烈な笑いに変える漫画が本当に腹を抱えて笑いましたし
「こんな子供達もいるんだ!うちの子が少しぶっ飛んでいても大丈夫なんだ!」
と、何回も安心させてもらったのを覚えています。
「毎日母さん」は最後は子供達が成長して
自立したから私は「卒母」します!という形で終わっていて、それから西原さん自身も高須クリニックの院長と恋愛関係であることを公表したりしてご自分の人生を楽しんでいるのだなーと嬉しく思っていました。
でも、鴨志田ひよさんが告白したブログは西原さんが「毒母」であり、自分が如何に辛い人生を歩んできたか、母のせいでメンタルを壊したというショッキングなものでした
母による精神的・身体的「虐待」、いじめ、登校困難、整形やリストカット、精神科への通院、1人暮らしとアルバイト生活、15年前に他界した父の名字へ改名した事実などを彼女の視点から告白し、「お母さんは、私が泣いて嫌がっても作品に描いた」「なぜ書いて欲しくないと言ったのに、私の個人情報を世間へ向けて書き続けたのか」と母を責めた内容が明るみに出たのである。
※記事抜粋
これを読んだ時、西原さんはお嬢さんとこんなことになって、とってもとっても悲しかっただろうな…と胸が塞がれる気持ちになりました。
私は、彼女が彼女なりに自分の命より大切に娘のことを考えて愛してきたと思っています。
漫画に書いたのはそれが仕事だったから。
そして、西原さん自身は本当にものすごく強く逞しい女性なので、お嬢さんの気持ちに寄り添い切ることが難しかったのだと私は思います。
私は、きっといつかこの母娘が仲直りする時が来ると信じています…というか、信じたい
ネット記事だけではありますが、ここまで拗れてきたのは外野がお嬢さんに余計なアドバイスをしたことも原因の一端だと感じました
お嬢さんがもっともっと大人になって、世の中の善悪を沢山知って、お母さんの本当の気持ちを汲み取れる日が来れば
悪口を言い合いながらも
「私は愛されてきたんだな」と分かってくれるんじゃないかなーと思っています