NZでの年間留学を無事に(?)終えて帰ってきた次男くん
高校は、NZでの高校生活がそのまま反映されるので留年ではなく無事に高校3年生へ
無事に?
そんな訳ありません
そもそも、NZの高校での勉強の方法も全然違う。
あちらは大学生のように結構選択授業制
環境問題に取り組んだり、心理学を学んだり、教育関連の勉強も出来る
それはそれで将来のことを考えるにはとても良いシステム
だけど
数学とか国語、社会(世界史、日本史)、理科(物理、化学、生物)は当然壊滅状態にそりゃそー。
ただでさえ、留学した子は理系には進めない、理系の大学に行くのなら浪人覚悟だと説明は受けていました。
もちろん次男くんは文系
だがしかし
そんな問題じゃーない
本当に、ただ暗記したり受動的に受ける授業が苦手で、テスト勉強とかもやり方が未だに分からない残念な人
その代わり、NZの高校では積極的に授業に取り組んだらしく(発表とかwebデザインとかプログラミングとか、環境保護活動とかそんなもの)今まで見たことないAとかAダッシュを貰ってた奇跡よ!
とはいえ、進学するのは日本の大学
もう彼に残された道は
総合型選抜入試(旧AO)しかない
もう、留学した時点で指定校推薦は貰えないので、彼にはこの道しか残っていませんでした。
総合型選抜入試って
高校で頑張ったことや実績
志望動機
大学に入ってやりたいこと、学びたいこと
学力(NZのも含む)
人間性
これらを包括して合否の判断がなされます。
もうね。
就活と全く一緒
結果…
今までの彼の人生で初めて頑張って勉強したと思います
学校での勉強もそれなりに頑張っていたし、志望動機や大学で何を学びたいかも学部や教授のことまで調べ上げて一生懸命、自己推薦書や小論文の練習もしていました
最後は、自己推薦書をギリギリまで校正してブラッシュアップしていく!と張り切っていました。
私は何かあると困るから早めに送れと再三言っていました
そして締め切りギリギリまで引っ張った結果…
前日の夜
まさかのデータ送信が出来ずぎゃー!!!
何回やっても文字化けしてしまう
夫も出張で不在
結局、夜中の3時まで2人で必死に頑張ってみたけど(友達のご主人がSEさんだったので聞いたりした)うちからは送信できないと分かり、翌日その友達のご主人の会社から送ってもらうことに
※未だに私はよく分からないのですが、設定している文字コードが違うとか環境がなんだとか仰っていました。
更に、データもプリントアウトして郵便局に書留で送ることになっているのにプリントアウトも出来ないから、それも友達のご主人の会社でプリントアウトしてもらうことに
私は仕事を休み
2人で平身低頭になりながら初めてお会いする友達のご主人の会社へ一緒に通勤
私はロビーで待たせて頂き、次男くんだけご主人と一緒にオフィスへ
無事にデータは締切日当日に送信され、プリントアウトされた書類を持って郵便局へ!
なんだかんだで郵便物時間締め切り15分前くらいに全てを終えることが出来たのでした
「次男くん…。今回で学んだことは?」
「はい。何事もアクシデントに備えて早めに行動すること。ママの言うこともちゃんと聞くことですサーセンでした。」
結果
我が家に桜が咲いたのでしためでたしめでたし
でね
次男くんの今回の帰省
ヒッチハイクして帰ってきたよー交通費浮かせたかったんだって!
もう、たいていのことでは動じない母になっていたのでした。
お終い