色々とやらかしてくれる次男くん
彼が小学校2年生の時
その頃は、毎週水曜日が午前授業のみでした。
前日
「ママー!明日は午前授業でお終いだからちょっと遠くまで友達も出かけてくるねー!」
はい
小学校2年生のちょっと遠くです
普通は
少し遠くの公園とか
自転車で20〜30分のアスレチックとかを想像するわけです。
「いいよー。ママは明日お仕事の後にお兄ちゃんの用事があるからきちんと鍵閉めて行ってね。それから、どこ行くか決まったらメモ置いておくとか電話してね。」
と、念を押しておきました。
当日午後の3時半
まだ仕事中の私のケータイに電話がかかってきました。
「公衆電話」
あ、次男くんかな。と思い電話を取ると
「ママー!今ね。高尾山駅これから友達と2人で登ってくるねー!」
ガシャン!ツー、ツー…
待て待て待て
今から高尾山に登るだと?!
確かに、高尾山は友達のママ達と何回も登ったりリフトに乗ったりはしていました。
高尾山はいくつものルートがあり、一番登りやすい一般道路もあれば、めちゃくちゃ山道!!って感じのルートもあります
そして、季節は12月。
日の入りが一番早い時
でも、電話は切れてしまったしケータイも当時は持たせていません。
私も仕事中だし、その後も長男のプレイセラピーがあるので連れていかなければならない。
今思えば、せめて高尾山のケーブルカーの連絡先に連絡するとかどこかに連絡とれば良かったと思うのですが
なんか私もズレていた
数々のやらかしにちょっと麻痺してしまって
「まあ何とかなるか」とか思っちゃった。
結局、死ぬほどヤキモキしていたのですが夜の7時過ぎにケローーっとして帰ってきました
訊けば、友達もかなりすばしっこい体力のある子だったので(誰と行くかも知らんかった)頂上まではサッサと着いたらしいのですが、帰り道はもう日が暮れ始めていたそう
それでもおバカな2人は山道を降りようとして、ケーブルカーのおじさん達に見咎められて
「今から山を降りたら迷子になるよ!危ないからリフトに乗せてあげるから帰りなさい。」
と、ただで乗せてくれたと喜んでいました
ケーブルカーのおじさん達…
ありがとうございます馬鹿な私を許して
その夜は、もちろんみーーーっちり
ちょっと遠くの見解の違いとかを話し合い、山の怖さを教え、どんなにママが心配したか、行く先で電話をくれたのはとっても良かったけどすぐに切っちゃうのはダメだということをゆっくり教えました。
こういう時ね。いつも私は怒んなかったです。
だって
怒るとこの人フリーズしちゃうんだものー
※フリーズ:パニックで頭の中が真っ白になってしまって何にも頭に入って来ない状態
話をしていてもキョローンとした顔の次男くん
「分かったー!!これからはそうするね!」
そう言って、また次々とちょっと違う感じで私をきりきり舞いさせる次男くんなのでした