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早期退職物語 第１９話 です。※第１話は⇒コチラからどうぞ
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会社側から正式に説明のあった
初めての早期退職募集。
会社側も予想外の展開だったようです。
まさか自社まで早期退職を募集することに
なるなんて．．．。
親会社から降りてくる政策要求内容と
人員削減はまったく相反した話ですから
自社は対象外．．．との思いがあったようです。
でも、全グループ会社が対象となったので
抗うこともできずに
粛々と対応することになってしまったようです。
説明会の中でも、そんなニュアンスが
随所にありましたから。
さて、それは私にとっても同じです。
１ミリも想像していませんでした。
自分が早期退職の対象になるなんて．．．。
親会社の社員にだけ与えられた
優遇された特権みたいなイメージだったんですよ、
私にとっては。
なので、瞬間的に感じました。
「コレって．．．チャンスなのか？？？」
って。
何のチャンスかというと
人生を変えるチャンス
なのか？？？と思ったんですね。
当時は４７歳．．．。
一般的な定年退職まであと１３年。
とはいえ、もう先は見えている。
いいのか？
このままサラリーマンとして終わってイイのか、
俺の人生は．．．
と、考えはじめてしまった．．．んですよね。
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