こんにちは、加藤光騎です。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
前回は、
あなたは今、1年間に100万円貯金できますか?
割増退職金に到達するまで何年かかりますか?
というお話と、
≪3番目の確変モード≫として提唱する、
割増退職金に働いてもらう
という私の持論をお話させていただきました。
この考え方が極めて重要ですので
ゆっくりお話せていただきます。
たとえば、
◇通常の退職金が500万~1,000万程度
だったとします。
これはもちろん、残りの会社人生を
①まっとうに勤め
②会社も倒産することなく
③リストラもされることなく
④病気や事故で死んだりすることなく
以上の①~④をクリアし、
平穏無事に退職日を迎えられたときに限り、
ようやく受け取れる金額です。
私の場合ですと、あと13年間ありました。
また、それ以外にも老後の資金等で
貯蓄が必要ですよね...。
年間100万円を貯めるには、
単純に÷12か月で計算すると
毎月平均で8万4千円の貯金を
しなければいけません。
この金額は、通常の場合
月々の給料からねん出します。
毎月8万4千円づつ貯金して、
1年後100万円になった段階で
銀行の定期預金にして、
年0.3%の金利で複利運用すると
3年後 → 1,003,009円、
4年後 → 1,006,027円、
5年後 → 1,009,054円、
6年後 → 1,012,090円、
7年後 → 1,015,135円
8年後 → 1,018,190円
9年後 → 1,021,254円
10年後 → 1,024,327円
11年後 → 1,027,409円
12年後 → 1,030,500円
定年退職時 → 1,033,601円
そしてこれを毎年継続したとして
13年後の合計ですと単純計算ですが
12,200,596円
でしょうか...。
通常退職金が500万円だと
13年後の退職時には貯金と合わせて
1,720万円程度の資産。
通常退職金が1,000万円だと
2,220万円の資産ですかね。
これはあくまでも、
働く人本人と
働く会社が健全・平穏・無事な場合
に限ってようやく獲得できる金額です。
万が一の病気に備えて
生命保険に加入していたり、
既に持家等を購入していて
ローン等の支払いがある場合は、
更に出費がかさむので、
ここまで堅調に貯蓄できるかどうか...。
一方で、割増退職金の場合。
例として
1,500万円~2,000万円としますと、
退職後に現金一括で
手元に入ります。
言ってみれば
【まとまった資金】
が手元に入るのです...。
この続きはまた次回。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。