毎年この日は先代犬のことを書きます

亡くなった時あたりのお話もあるし

読んでいただかなくてもにっこり



まりさんが10才ということは

先代犬が旅立ってから

10年経ったということですが

(なんのつながりもないけど

まりさんの生まれた日の5日後が

先代犬のあちらのくにへ行った日で)

まだそのあたりの事は

はっきりと覚えています



あの頃は今ほど猛暑ではなかったけど

あの年は

梅雨明け前後から気温の高い日があって

今のまりさんと同じ場所に寝ていたけど

そのあたりのエアコンは

まだ設置してなくて

エアコンのある居間のほうから

少しでも冷たい空気が行くように

扇風機の置く場所を工夫して

暑さを感じさせないようにしていました



少しずつ少しずつ

いろんな事が出来なくなり

食べる物も

お医者さんから

食べられるものは

どんなものでも食べさせてと言われて

食べさせるようになった

大好きなプリンや

甘いヨーグルトも食べれなくなって

水もうまくのどを通らなくなっていきました



本犬はとても苦しかっただろうけど

わたしたちは

少しずつ少しずつ心の準備ができました

それでも充分悲しかったけど




お別れに行く時

急いで先代犬のハガキ大の写真を印刷して

持って行きました

元気な頃は

当時のガラケーで撮ろうとすると

さっと隠れてしまうので

あまりよい写真はなく

寝たきりになった後の写真でしたが



帰りは写真で車の外の景色を

見せてあげました

病院に行く時しか車に載せなかったけど

元気な頃は

病院とわかっていても

大喜びで車に乗っていったので

(ワゴンのリアウインドウから

せわしなく動き回りつつ

景色も眺めているので

たまに信号待ちの時とか

ルームミラーに

後ろの車の人たちの笑い顔が

写っていました)

今から思えば

車に乗せて

あちこち連れて行ってあげればよかったな

と後悔していますタラー



今は写真で一緒にお出かけしてるね

今日も一緒にガーベラコスモス畑

見に行ってきたね