前編では発泡ウレタンを使ってオーバーフェンダーのベース部分の制作方法をお伝えしました。
後半は、FRPの貼り込みから仕上げ編です。
まずは発泡ウレタンで形を作ったオーバーフェンダーのベースに
FRPを貼っていきます。

今回は、このマスターモデルをそのまま製品として使う予定ですので
#300のマットを2プライ、極力段差が出来ないよう均等に貼っていきます

途中の写真を取り忘れていたのでいきなり成型されていますが
FRPの表面を削ってパテを入れれば、ベースは完成です。

パテ入れが終わったら、フェンダーを外す前に
外周のカットラインを決めておきます。
このラインは、フェンダーとボディーの接合面に線を引きます。

取り外すとこんな感じ。

フェンダーを外したら、ボディーの塗装に入ります。
まずはサフェーサーを吹いてから、ベースの白を塗ります。

今回ヤマトシビックのカラーリングは
ペイントで行いますので、マスキングラインを
レーザー墨出し機で決めていきます。

まずは、ブルーの部分を塗っていきます。
マスキングを終えたばかりの状態はこんな感じです。







ステッカー類も、当時のデザインを調べて再現。

ブルーの塗装終了。
オリジナルより、ちょっと濃かったかな(笑)

次は、赤のライン。
1色ごとにマスキングを貼り直します。

今回の塗装部分はこの2色だけなので
クリアーを入れて、車体のペイントは完成!

ボディーの塗装が終わったら、
一旦外したオーバーフェンダーを取り付けて
塗り分けのラインを確認していきます。

フロントバンパーは、厚みがあるライフ360のリアバンパーをベースに
FRPで作りました。

フロントスポイラーはバンパーと一体型のモノをFRPで製作。
メンテナンス時には、ワンタッチで脱着出来るようにしました。

そして・・・
完成!!

ステッカー類も、当時のデザインを調べて再現。
こうして、大好きなヤマトシビックを大好きなライフ360で再現出来ました!
イベントに出展すると、「TeamYAMATO」の関係者の方や
TSのライバル車両「トムスKP47」の関係者の方など
当時の関係者の方々に沢山声を掛けて頂き、非常に嬉しい思いを致しました。
「ヤマトシビック」6/5サイズレプリカライフは、これから色んなイベントに参加していきますので
是非見に来て下さいませ!!!

