どらえもんバレエなわたし。

 

動画や写真を見ると肩と首が丸くて短い。

バレエのラインってどうやってだすのかさっぱりわからないまま何十年も過ぎてしまった気がする。

 

コロナ禍になってからは物理的に肩が動かなくなって、肩をなんとかしようとやっきになってたここ数年間。

 

最近、すこしだけそれがマシになってきた気がする。

これは、「肩をなんとかしたから」ではなく、「背中が柔らかくなったため」だと自分では思う。

 

柔らかいといっても、たぶん、普通のバレエで要求されるレベルにはまったく及びません。

 

たとえばヨガ教室のようなところにいって、他の人ができる動きができない、なんてことはしょっちゅうです。

 

まったく日頃動いてない人が、初めてヨガ教室にいって「ヒョットコ!!」みたいな感じになってしまうことがありますよね。

でも、何十バレエ的なものに関わってきた私が、まったく動いてない人達と同じようなヒョットコになるのはやっぱり何かが間違っているんだよねえ。

 

私はハムストリングは柔らかくて、パーソナルヨガの先生から、自分より柔らかいと言われる程度には伸びてるらしい。

なので、リンバリングでバーに脚を上げたりするのは問題無いので、ぱっと見「身体の柔らかい人」扱いされたりもする。

 

でも、180度開脚はまったくできないし、牛の顔のポーズも、ようやく両膝を寄せられる程度。ブリッジもできない。

しかも、けっこう色々な努力をしているのにさっぱり変わらなかった。

逆に唯一柔らかいと言えるのがハムストリングだけという。

 

それが最近になって「背中が柔らかくなってきた」と自分で実感できるようになってきた。

もちろん外から見たら誤差レベルの違いです。

ブリッジとか相変わらず無理。

ただ、自分の感覚的にはとても大きな違いを感じている。

 

それは、いままで「入れなかったところに入れる」的な感覚があること。

 

アラベスクで足を上げる時も、脚の高さは相変わらず床から5cm程度なんだけど、なんか上げたときの背中の感覚が違うというか。

上半身の違いをやっぱり感じるようになった。

 

この手の「違いを感じる」のはとても良いモチベーションになる。

 

感覚の話なので、物理量で表現することができなくてわかりづらくて申し訳ないんだけど。。。。

でも、シニアという年齢になってきて、こんなふうに今までの自分よりも良い方向に進めるのだとしたら、こんな幸せなことはない。

同時にバレエの奥深さに恐れ入ってしまう。

 

今日は体力温存します。。。。