友だちから面白いと聞いていて、ずっと読みたいと思っていた本がありました。



『プロジェクト・ヘイル・メアリー』です。



発売されてから何年かたっていますが、図書館で予約してみたものの、何十人も予約待ちで、全然順番が回ってくる気配がなかったので、買ってしまいました。


ジャンルはSFになるのかな?

好きな作家はさくらももこ、おまけに最近までほとんど本を読んでなかった者としては、序盤は頭の中に?マークがたくさん出てきてしまいました。分からないことがもどかしい真顔


でも、なんだか面白そうな予感はすごく感じるので、分からないところを辛抱しつつ読み進めて行ったら、気づいたら夢中で読んでいました。



宇宙について考えたことなんて、ほとんどなかったけれど、普段宇宙のことを気にせず暮らせていることは幸せなんだなと思わされます。


地球滅亡の大ピンチに、諦めずに考え抜いて、危機を乗り越えていくところにぐっときます。



あまりにも壮大で解決困難なストーリーを読んでいたら、自分の身の回りの問題が些細なことに思えてきました。どんな相手もとりあえず地球人。



とっても面白かったので、夜寝る時に子どもにごくごく簡単にあらすじを話してみたら、娘にはちょっと怖かったようで、


怖くて眠れないぐすん


と言われてしまいました。

だいぶマイルドに話したのだけど、宇宙とか未知の世界はやっぱり怖いようです。



途中から夢中でストーリーを追って読んでしまったので、また今度じっくり最初から読み返せたらいいな。