金属マニアの私は、昔から結婚指輪を買うなら鍛造製法と決めています。

『何それ?どう良いの?』と知らない方の為に、
今日は鍛造製法についてちょっとアツく語ります。
 
まず、指輪の製法をざっくり言うと、
・鋳造(型に流し込んで作る)
・鍛造(叩いて作る)
・切り抜き(素材をカットして作る)
などがあります。
 
切り抜きは、余程硬い金属を扱う時の製法で、レアメタルなどはこの製法で行うようです。
時間も掛かり高価な為、これを選ばれる方は少ないと思います。
 
鋳造と鍛造にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
鋳造は複雑なデザインやサイズ直しが比較的しやすいのが特徴です。
鍛造は比較的硬くて丈夫な為、長年付ける指輪として適しています。
 
近年の指輪業界は、細身(2.0~2.5mm)の指輪が流行っているようで、これを鋳造で製作してしまうと、短期間で変形させてしまう、なんてこともあるようです。
 
いずれにしても、長く愛用するなら、鍛造の方が良いと思いますが、
サイズ直しが難しいのが最大のデメリットです。
確かに、少しキツく感じたら痩せようかな、なんて動機に繋がるなら良いですが、付けられなくなるのは勿体ないです。
ある程度、現在と将来の自分の体型を見据えてサイズを選ぶべきだと思います。